小学生を連れての家族旅行ならここ! 学びも多いおすすめの旅行先

こどもが成長し小学生ともなると、長い距離を歩けるようになり、家族一緒に遠出ができるようになります。この時期のこどもは、学校での活動以外にもいろいろな体験を通して、学びと成長を見せることでしょう。この記事では、小学生を連れての家族旅行として、北海道、沖縄、長崎への旅行をご紹介します。都会への旅行とは違い、「美しい自然」、「独自の文化」、「歴史の学び」などを体験することができるはずです。

「北海道」で神秘的な景色と、北海道ならではの食事を家族で楽しむ

北海道は札幌、函館、旭川などの都市部も人気ですが、ラベンダー畑が人気の富良野、日本最大の湿原として有名な釧路湿原、サミットが開かれた洞爺湖、秋のもみじが見どころの大雪山国立公園なども、人気の観光地です。ここでは、多くの人気観光地の中から、神秘的な景色を楽しむことができる知床をご紹介します。北海道で食べたい食事もあわせて見ていきましょう。

景色:世界自然遺産「知床」で美しい自然を感じる

知床は、北海道の東端に位置する半島で、「シレトコ」と読みます。この言葉はアイヌ語で、大地から突き出た果てを意味する「シリエトク」からきています。北海道の中でも特に大自然に恵まれた知床は、冬に流氷が流れ着き、海と陸により生まれる独特な生態系が特徴です。また、シマフクロウなどの絶滅危惧種が生息することから、2005年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
知床半島には、“乙女の涙”と呼ばれる「フレペの滝」や、流氷の侵食でできた「クンネポール」という洞窟、ヒグマの出現地である「ルシャ」などの見どころスポットがあり、それぞれ海から望むルートと内陸からの徒歩ルートがあります。海からのルートでは、クルーザーに乗るため大型海洋生物に遭遇できるかも知れません。一方、内陸からのルートでは、エゾシカなどに遭遇できる可能性がある反面、ヒグマに遭遇する可能性もあるため、初めての場合は必ずガイドをつけましょう。

食事:北海道の名物を家族で食べよう!

せっかく北海道に行くのであれば、郷土料理や新鮮な海鮮料理も満喫したいところです。今回は、北海道で食べておきたいおすすめのグルメ「ジンギスカン」をご紹介します。

ジンギスカン

北海道の食べ物として外すことができないのは、羊の肉を使ったジンギスカンです。ジンギスカンは、北海道を代表する郷土料理であり、北海道民のソウルフードでもあります。ジンギスカンは、タレにつけてから焼いたり、焼いてからタレにつけたりさまざまな食べ方があるため、苦手意識があったとしても食べ方で好みが変わってくるかもしれません。一つの鍋を囲うことで家族の絆がより深まることでしょう。

「沖縄」で独自の文化や歴史を知り、独自の料理を食べてみよう

沖縄は日本のリゾートとも言える人気の観光地です。沖縄では、きれいな海や豊かな自然の他にも、かつての琉球王国時代の繁栄を体験できる場所や、戦争の悲劇を振り返ることができる施設があります。ここからは、沖縄の文化や歴史を知ることができる施設をご紹介します。

歴史:沖縄独自の文化を見て学ぼう

まず、沖縄の文化や歴史について学べる施設「首里城」と「平和祈念公園」についてご紹介します。こどもの豊かな成長と日本の未来のために、家族で知識を深めていきましょう。

首里城

沖縄は、1429年から1879年までの450年間にわたり琉球王国に支配されていました。首里城は、政治・外交・文化の中心地として栄華していましたが、太平洋戦争の沖縄戦で破壊された後、1992年に国営沖縄記念公園として復元されました。今では世界遺産として登録され、鮮やかな朱色の城は沖縄のシンボルとして佇んでいます。おすすめは、スタンプラリーをしながら施設を探検する方法で、スタンプを集めることで景品を貰うことができます。こどもが夢中になれると同時に、歴史も学べてしまいます。

平和祈念公園

平和祈念公園には、沖縄戦の写真や遺品を展示する「沖縄県平和祈念資料館」、沖縄戦の戦没者全員の氏名を刻んだ「平和の礎」、戦没者の魂を慰める「沖縄平和祈念堂」などがあります。
資料館の中には、「子ども・プロセス展示室」があり、未来を担うこども達が戦争のない平和を愛する心を育めるよう願いを込め作られました。ここはこどもに説明をしながらゆっくり回りたいところです。また、平和祈念公園は、戦争の歴史を学ぶ場以外にも芝生や緑に恵まれているため、散歩や軽いアクティビティを行えます。

食文化:沖縄ならではの名物を家族と一緒に食べよう

続いて、沖縄で食べたいグルメ情報をご紹介します。せっかく沖縄に行くのであれば、本場の味・沖縄でしか食べることができないものを味わいたいのではないでしょうか。ここでは、ゴーヤチャンプルーとソーキそばについて詳しく見ていきましょう。

ゴーヤチャンプルー

ゴーヤチャンプルーの「チャンプルー」は、沖縄の方言で「混ぜこぜにしたもの」という意味です。ゴーヤは熱帯アジアを原産とし、中国を経て日本に渡ったウリ科の植物で、日本で消費されるゴーヤの3割は沖縄で栽培されていると言われています。ゴーヤには、カリウムの他、豊富な不溶性食物繊維が含まれていますが、「苦瓜」という名前でも呼ばれていることから、家庭で強い苦味を抜いて調理することが難しいといえます。本場の沖縄でおいしいゴーヤチャンプルーを食べさせることで、こどもがゴーヤを好きになるきっかけをつくれるかもしれません。

ソーキそば

ソーキそばは、正に沖縄のソウルフードです。ソーキそばは、沖縄そばの一種で、小麦で作られた麺と豚骨やカツオベースのスープに、豚の骨付きあばら肉がトッピングされています。どこのお店もボリュームがあるので、おなかが空いたこどもは大喜びで食べてくれるでしょう。

「長崎」で、外国からの影響を受けた歴史を学び、長崎らしい食事をしてみよう

九州の北西端に位置する長崎県には、五島列島・壱岐(いき)の島・対馬(つしま)など多数の島々やリアス式海岸があります。日本の西の端に位置する長崎はかつて外国、特にポルトガルやオランダとの交流の場でした。ここからは、日本が外国から受けた影響を学べる場所をご紹介します。また、長崎に足を運んだ際に食べておきたいグルメもあわせて見ていきましょう。

歴史:外国から受けた影響を探してみよう

ここでは、かつて鎖国時代だった日本が、外国の文化などの影響を受けるきっかけとなった「出島」と、キリシタンの歴史について学べる世界遺産施設「大浦天主堂」をご紹介します。

出島

出島は、鎖国中の江戸幕府が、外国と交流するために築造した面積約1.5ヘクタールの人工島です。この場所で、江戸初期から幕末まで、ポルトガル貿易やオランダ貿易が行われていました。出島に入るとオランダ商人たちの住居、貿易品を置くための蔵、日本人が取り締まるための詰所などの建物が復元されています。親子で昔の様子に思いを馳せて、感想を共有してみてはいかがでしょうか。

大浦天主堂

江戸時代では、キリスト教は禁止されていましたが、激しい弾圧の中でも長崎のキリシタンたちは、ひそかに信仰を守りました。その歴史が評価され、大浦天主堂は2018年に世界遺産に登録されました。中世ヨーロッパならではの、ゴシック様式の大聖堂には、色鮮やかなステンドグラスがはめ込まれています。敷地内には「大浦天主堂キリシタン博物館」もあるため、こどもと一緒に日本のキリシタンの歴史に触れてみましょう。

食事:長崎名物の食べ物を、歴史と一緒に楽しもう

長崎に行くとしたら、食べ物は何がおすすめか気になるところです。ここでは、長崎名物である「長崎ちゃんぽん」をご紹介します。

長崎ちゃんぽん

長崎ちゃんぽんの由来には、さまざまな説がありますが、一説によると明治時代に長崎で中華料理店「四海楼(しかいろう)」を営んでいた中国人、陳平順(ちんへいじゅん)が、貧しい中国人留学生のために考案した安くて栄養のある料理がはじまりで、野菜くずや肉切れを炒めて麺とスープで煮込んだ料理を「ちゃんぽん」と名付けたとされています。現在チェーン店などでもちゃんぽんは提供されていますが、ぜひ本場の味も確かめてみましょう。

小学生も成長し、思い出に残る家族旅行へ!

小学生のこどもは、心身共に成長する時期です。この時期、少し遠くに出かけて非日常を体験することで、こどもの成長を促すことができるでしょう。歴史や食事を通して、思い出に残る旅行の目的地として、北海道、沖縄、長崎を選んでみてはいかがでしょうか。

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