1歳のこどもとの旅行は工夫次第! おすすめは大人もこどもも楽しめる旅

「こどもが旅先でぐずらないか」「食事やお風呂はどうしよう」……。1歳のこどもとの旅行には不安がつきものですが、成長が著しい時期ならではの喜びもあります。

今回は、1歳のこどもとの旅行を計画する際のヒントや旅行先のアイデアを、具体的な観光スポットと過ごし方にも触れながらご紹介します。

1歳のこどもとの旅行を計画するときのヒント

さっそく、1歳のこどもとの旅行を計画するときのヒントを見ていきましょう。

まずは近場の一泊旅行から

子連れ旅行の初心者には、近場の一泊旅行から試してみることをおすすめします。移動時間を短くする、子連れ歓迎の宿泊施設を選ぶ、こども向けの観光スポットで遊ぶ、などがポイントです。

お財布にやさしい1歳までの海外旅行

多くの航空会社(LCCを除く)では、2歳を過ぎると国際線の航空運賃の負担額が大きくなります。例えば、JALやANAの国際線では、2歳未満のこどもは大人料金の10%負担から利用できるのに対し、2歳以上12歳未満では大人料金の75%負担です。

近い将来に海外旅行を検討しているなら、思いきって1歳のうちに出かけてみるのもいいかもしれませんね。

旅行に出かけてこどもの成長を実感しよう

1歳のこどもの成長は目覚ましく、一歩、二歩と前へ進めるようになったかと思えば、瞬く間によちよちと歩き出します。また、身の回りのものを認識して表情が豊かになるのもこの時期。わが子の成長を実感できる場所に旅行するのも、この時期ならではの楽しみ方です。

大人も楽しめる場所に行こう

こどもが喜びそうな場所を吟味することも大切ですが、いっそ大人が楽しめる場所に行き、そこでこどもが喜びそうなことを見つけるのはいかがでしょうか。逆転の発想も、ときには有効です。

では、これらのヒントを活かした具体的な旅のアイデアを季節別にご紹介します。

春と秋におすすめしたい1歳のこどもとの旅行先

春や秋は外で過ごしやすい季節。屋外で楽しめる旅行先を考えてみましょう。

動物園

絵本のなかでしか見たことがないライオンやゾウを間近で見たとき、こどもはどんな反応をするでしょうか。興味を示すかもしれませんし、怖がって泣くかもしれません。でも、どちらも立派な成長の証しです。

1歳のこどもと動物園を楽しむコツは、園全体を回ろうとせず、「今回はキリンを見よう」といったようにあらかじめ見る動物を絞っておくことです。そうすると、こどもも疲れずに楽しむことができます。また、餌やり体験や動物との触れ合いタイムなどのイベントを事前にチェックしておけば、短い滞在時間でも効率よく楽しむことができるでしょう。

テーマパーク

1歳になると、テレビや漫画のキャラクターを認識するようになります。大好きなキャラクターに囲まれながらテーマパークで過ごすひとときは、親子にとってとても楽しい思い出になるでしょう。国内の代表的なテーマパークをご紹介します。

まずは、数々のディズニーキャラクターたちに会える東京ディズニーリゾート(R)(千葉県)です。公式サイトの「初めての方へ」というコーナーでは、乳幼児連れが楽しむための情報が紹介されています。「赤ちゃんといっしょ」「ベビーカーのまま利用できる」など、細かい条件を入れてアトラクションを検索することもできるので、前もって調べておくとよいですね。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)(大阪府)では、エルモ、スヌーピー、ハローキティなどの人気キャラクターに会うことができます。身長制限でこどもがアトラクションに乗れないような場合は、1回分の待ち時間で大人が交代してアトラクションを楽しめる「チャイルドスイッチ」というシステムがあり、便利です。

九州で有名なのはハウステンボス(R)(長崎県)。オランダの街並みを再現したテーマパークで、オリジナルのキャラクターのほかに、オランダ生まれのミッフィーとも会うことができます。

テーマパークは入園料がかさむといった声もありますが、乳幼児は入園無料にしているところも多いため、詳細を各施設に確認してみましょう。

ピクニックができる場所

歩くのが大好きな1歳のこどもとの旅行に取り入れたいのが、ピクニックです。春であれば桜、菜の花、チューリップ、秋であれば紅葉、コスモス、すすきなどの見ごろの時期を調べ、旅行先を選ぶのもおすすめです。

ベビーカーや抱っこひもを活用しながら、こどもが歩きたいだけ歩かせてあげるのもよいでしょう。身体を動かせば、ごはんをしっかり食べて、夜はぐっすり眠ってくれることでしょう。

大人向きの観光スポット

大人向きの観光スポットでも、過ごし方を工夫すればこどもも楽しむことができます。

例えば、奈良に旅行する場合には、こどものお昼寝タイムを利用して東大寺や興福寺を見学し、こどもが起きてから奈良公園の芝生でピクニックをしたり、シカと戯れたりする、というように、工夫次第で、大人向きの観光スポットでもこどもが楽しめる旅行になるでしょう。

夏と冬におすすめしたい1歳のこどもとの旅行先

続いて、夏や冬におすすめしたい旅行先です。暑さ寒さが厳しい季節なので、屋内を中心としたアイデアをご紹介します。

温泉旅館やリゾートホテル

長時間外にいるのがつらい時期は、温泉旅館やリゾートホテルでのんびりするのも賢い過ごし方です。安心して利用するために、次のポイントを押さえて宿泊施設を選ぶとよいでしょう。

1. こどもが過ごしやすい

駅からのアクセスのよさや、食事やこども用品の充実度など、こどもが安心して過ごせる環境が整っていれば、大人もゆったりとした気持ちで過ごせます。

また、和室であれば特に心配いりませんが、洋室の場合はベビーベッドや落下防止の柵を用意してくれるかが重要です。また、落ちても比較的けがのリスクが少ないローベッドのある施設が安心です。あるいは、シングルベッドを2台並べてハリウッドツインにしてくれる施設もありますので、問合せてみるとよいでしょう。

2. 退屈しない環境が整っている

屋内プールやプレイルームが完備されている宿、部屋におもちゃや絵本を用意してくれる宿など、子連れに配慮した宿泊施設はたくさんあります。また、北海道にはエゾリスが遊びに来る宿、沖縄にはサンゴやイソギンチャクが歓迎してくれる宿などがあり、そういったご当地ならではのユニークな宿泊施設も要チェックです。

3. 貸切り風呂や露天風呂付き客室がある

貸切り風呂であれば、目を離すことができない1歳のこどもと一緒でも安心です。部屋に露天風呂があれば、こどもが寝たあとでもゆっくりと日々の疲れを癒すことができます。

こども向けの博物館

1歳のこどもでも気軽に利用できる屋内施設のひとつに、こども向けの博物館があります。

例えば、「アンパンマンこどもミュージアム」は、子連れファミリーに人気のスポットです。横浜・名古屋(三重県桑名市)・仙台・神戸・福岡の全国5ヶ所にあるほか、高知県には「アンパンマンミュージアム」に「詩とメルヘン絵本館」を併設した、「やなせたかし記念館」があります。

また、ほかにも電車やおもちゃをテーマにしたものといったように、こども向けの博物館は全国にありますので、ぜひチェックしてみてください。

こどもも利用しやすい美術館

美術館は子連れには敷居が高いイメージがありますが、最近ではこどもも利用しやすい美術館が増えています。

例えば、石川県金沢市にある「金沢21世紀美術館」では、身体を動かしたり音を聴いたりしながらアートを楽しむ工夫が凝らされており、大人だけでなく、自分の足で歩き回りたい1歳のこどもにとってもおすすめの美術館です。

また、愛媛県今治市にある「タオル美術館」は、今治の名産品「タオル」をコンセプトにしたスポット。タオルで作られたアート作品の鑑賞やタオル製造の工程を見学することができ、小さなこどもも楽しめます。

おじいちゃん、おばあちゃんの家

1歳のこどもの成長はあっという間です。帰省も兼ねて、おじいちゃんやおばあちゃんに孫の顔を見せに行くのはいかがでしょう。

自分がこどものころに慣れ親しんできた近所の公園やお出かけスポットも、親として訪れると、また違って見えるものです。親孝行しながら旅行気分も味わえれば、一石二鳥の旅になるのではないでしょうか。

まとめ

こどもが小さいうちは旅行先を選ぶのも慎重になってしまいますが、大人もこどもも楽しめる工夫をすれば、旅の疲れを吹き飛ばすような意外な発見や喜びがあるでしょう。わが子の成長に目を向けながら、家族全員が楽しめる旅行を計画してみてください。

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