三世代旅行に出かけよう! 旅行先、宿泊先選びのヒント

こどもがいる方の中には、親孝行の意味も込めて三世代で旅行に行ってみたいと思う方も多くいらっしゃるでしょう。この記事では、三世代旅行を家族全員が楽しめるよう、旅行先や宿泊先選びのヒントをご紹介していきます。休日・大型連休の前に、ぜひ参考にしてみてください。

三世代の旅行:旅行先の決め方

親が元気なうちに叶えたい三世代旅行ですが、実際に三世代旅行に出かけるには、さまざまな計画・準備が必要です。まずは、旅行先をどのように決めていくべきか、「三世代の話し合い」と、適切な「距離」に着目してご紹介します。

1. 事前の「三世代での話し合い」で全員の満足度を上げる

三世代で旅行する場合、それぞれの世代によって好みや楽しいと感じること、避けたいことが異なり、必ずしも皆の意見が一致するというわけにはいきません。だからこそ、事前に旅行の内容を三世代で話し合うことが大切です。
アクトインディ株式会社が2017年に実施した、三世代旅行についてのアンケート(対象:こどもを持つ全国の親865名)によると、三世代旅行の悩みのトップは「行き先」でした。そして、当該アンケートに寄せられたママ・パパの声の中にも、

  • 事前に行き先や旅費などを話し合う。
  • こどもたちと祖父母の体力やできること・やりたいことのバランスが良い場所を探す。
  • 行程を事前に共有する。

などのアイデアが挙げられています。親世代が行き先の選択肢を絞ったうえで、祖父母世代にも行程の希望を確認しておきましょう。皆で一緒に計画することで、祖父母世代の期待も高まり、当日の流れもスムーズになるはずです。

2. 適切な「距離」の観点を外してはいけない

三世代旅行を計画するとき、レジャー・観光・自然体験・美味しい料理など、ついつい目的をベースにプランを考えてしまい、祖父母世代が許容できる「距離」の観点を外しがちです。家族全員での移動になる三世代旅行。移動距離が少ない場所であれば、祖父母世代やこどもへの負担を少なくすることができます。
前項でご紹介した調査の結果によると、三世代旅行の悩みごとで2番目に多かったのが「祖父母の体力・気力」でした。このことからも、家族が皆でできること・やりたいことと祖父母の体力・気力とのバランスが適切な「距離」の旅行先をチョイスしましょう!

三世代の旅行:宿泊施設の選び方

旅行先が決まったら、次は宿泊施設を選びましょう! 宿泊施設の選び方にも、三世代旅行ならではのポイントがあります。ここからは、お部屋選びの際に気をつけておきたいポイント、そして三世代ならではのお風呂の楽しみ方をご紹介していきます。

1.お部屋を選ぶときに気をつけること

祖父母世代の体の具合によっては、宿泊施設の設備に気を配っておく必要があります。どんなことに気をつけて部屋を選ぶべきなのでしょうか。

バリアフリー

親世代、こども世代は段差の有無が気になることは少ないかもしれませんが、足腰が弱っていて杖、車椅子の移動が多いという祖父母世代にとって、バリアフリーであることは必要条件です。候補に挙げた宿泊施設の部屋や宿泊施設の中がバリアフリーかどうかを事前に確認しておくのが安心でしょう。

部屋のタイプと間取り

和室、洋室といった部屋のタイプは寝心地や過ごしやすさに関わります。祖父母世代が普段からベッドで寝ているのか、布団で寝ているのかを考慮にいれたうえで、部屋タイプを選択しましょう。
また、初めての三世代旅行であれば、こども世代、親世代と祖父母世代では別室に泊まることをオススメします。もしくはコネクティングルームやふすまで仕切ることができれば、お互いにゆっくり休むことができます。就寝環境をできるだけいつもと同じ状態に近づければ、皆がリラックスできることでしょう。また、部屋タイプや間取りは事前に祖父母にも伝えておくと良いでしょう。

2. 三世代ならではのお風呂の楽しみ方

三世代で旅館に泊まる場合は、温泉がある施設がオススメです。親世代、祖父母世代は日頃の疲れを解消できますし、こどもも非日常的な大きなお風呂を気に入ってくれるでしょう。もし宿泊施設に貸切りのお風呂があれば利用するのも一つのアイデアです。こどもが少し騒いでしまっても周りの目が気になりませんし、よりプライベートな空間で普段できない話をすることもできます。

三世代の旅行:料理の選び方・楽しみ方

旅行の楽しみの一つといえば、美味しい料理です。その土地ならではの旬の料理を食べたい! と思う方も多いのではないでしょうか。ここからは三世代旅行でどのような食事をチョイスし、どのような場所で食べれば良いのかをご紹介していきます。

1.共通メニュー? アラカルト? バイキング?

世代が違えば、好みの料理にはどうしても差があるものです。ここでは共通メニュー、アラカルト、バイキングの3つに分けてそれぞれの特徴を解説します。

共通メニュー

共通メニューの良いところは、比較的大人が嬉しい要素が詰まっているということです。宿泊施設によっては、地元の食材をふんだんに使用した料理や地酒が楽しめ、旅行に来た気分を舌で味わうことができます。宿泊施設の中には、こども向けのメニューであっても地元の食材を使用し、優しい味にこだわっている施設もありますので、こどもにも美味しいものを食べてほしいというママ・パパはぜひ調べてみてください。

アラカルト

「旅行先で絶対に食べたいものがある」、「こどもの好き嫌いが激しい」という場合は、アラカルトメニューで好きなものを注文しながら食べるのが良いでしょう。デメリットとしては、さまざまな食材を少しずつ食べられる共通メニューに比べ、品数が減ってしまうことがあります。

バイキング

三世代旅行で比較的オススメなのはバイキングスタイルです。それぞれの世代が好きなものを取り分けられるため、大人もこどもも満足することができます。好みが異なる三世代旅行に向いた食事スタイルと言えるでしょう。

2. 個室? 共有スペース?

三世代旅行では、食事を食べる場所も重要な要素です。可能であれば、三世代がゆっくり食事を楽しめ、子連れでも周囲に気を遣うことなく食事ができるという点で、個室か旅館の部屋で食べると良いでしょう。個室で食事できるかどうかは、予約の際に宿泊施設に直接問合せてみると安心です。

三世代全員で満足できる素敵な宿に出かけよう!

いかがでしたか? ここまで三世代旅行の旅行先・宿泊先選びのヒントをご紹介しました。それぞれの選び方、全てに言えるのは「祖父母世代・親世代・こども世代、それぞれの好みややりたいこと、健康面のすり合わせが重要だ」ということです。事前に話し合いの機会をしっかりとることで、皆で一緒に楽しむ時間と、それぞれが楽しむ時間を程良いバランスにし、三世代全員で満足できる素敵な旅行にしましょう!

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