心を育む体験を! 自我が芽生える3歳のこどもとの旅行を楽しむ方法

こどもが3歳を過ぎると旅行に必要な荷物が少しずつ減り、子連れ旅行が楽になってきます。また、こども自身がさまざまなことに興味を持つようになり、旅行先で楽しめるアクティビティーが増えてきます。

今回は、好奇心いっぱいの3歳のこどもと旅行を楽しむためのヒントを、具体的な観光スポットや楽しみ方にも触れながらご紹介します。

3歳のこどもとの旅行先を考えるポイント

最初に、3歳のこどもと旅行を計画するときのポイントを見ていきましょう。

旅先ではゆとりを持って行動する

3歳のこどもはイヤイヤ期のピークを過ぎ、言葉を使って上手にコミュニケーションができるようになります。同時に、こどもの自我が芽生えはじめるので、計画通りに観光が進まないこともあります。

こどもの気持ちに耳を傾けながら、ゆとりを持って行動できる旅を考えるとよいでしょう。

その子ならではの好奇心を育てる

こどもが3歳になると、「なんで?」「どうして?」という疑問の連発で、身の回りのことに関心を持ちはじめます。そのなかでも、その子が特にどんなことに興味を持っているのかを考えてみましょう。

こどもの好奇心に従って旅行先や過ごし方を工夫すれば、その子の個性を伸ばすことにもつながります。

体験しながら楽しむ

体力がついて遊び方も活発になる3歳におすすめしたいのは、体験型のアクティビティーです。見て楽しむだけではなく、耳で聞いたり手で触ったりなどの五感を使う体験は、こどもの記憶に残る貴重な財産となります。

旅行は日常生活では味わえない体験をさせるチャンスです。こどもの「やってみたい」という気持ちを尊重し、こどもの心を豊かに育ててあげたいですね。

旅の計画の立て方は何となく分かってきましたが、では、具体的にはどんな旅がいいでしょうか。季節別に旅のアイデアをご紹介します。

春から夏に出かけたい3歳との家族旅行

まずは、春から夏に3歳のこどもと出かけたいスポットをご紹介します。元気に外遊びをさせたいこの時期は、大自然や動物と触れ合う体験がおすすめです。ただし、紫外線や熱中症対策はしっかりしてあげましょう。

キラキラと揺らめく水面、寄せては返す波の音、ひんやりと気持ちのいい水の感覚。海には五感を刺激する要素がいっぱいです。

こどもが小さいうちは水を怖がることもあるでしょう。海の楽しみ方はいろいろあるため、水を怖がる場合は無理に海に近づかず、砂浜に絵を描いたり貝殻を集めたりすることからはじめてもいいですね。

また、砂遊びが大好きなこどもにおすすめしたいのは、春から夏の間に楽しめる潮干狩りです。公園の砂場よりもずっと広い砂浜での「宝探し」は、こどもの好奇心をくすぐります。

夏には水着に着替えて海水浴に出かけてみましょう。波打ち際に砂山やトンネルを作って水を流したりバケツリレーで遊んだりして、徐々に水に慣れていくようにしてあげたいですね。

なお、海で遊ぶときは、特に紫外線対策をしてあげましょう。

プール

海はまだ早いと感じる場合は、プールであればもっと気軽に水遊びを楽しむことができます。

おすすめは、紫外線が気にならない屋内プールのある施設です。例えばこども用のプールがあるリゾートホテルに泊まれば、遊んだあとの着替えやシャワーもスムーズなので、大人も安心です。

プール遊びの際は、水位が低い場合でも安全のためにこどもに浮き輪を着用させるようにしましょう。ドーナツ型や両腕につけるもの、ライフジャケット型、泳ぎの練習ができるU字型など、体格や目的に応じてさまざまなタイプがあります。

森や林のある大きな公園

暑い日の外遊びは紫外線や熱中症が気になりますが、森や林はこどもを強い日差しから守ってくれます。帽子や日焼け止めクリーム、虫除けスプレーを持って、自然のなかで思いきり遊びましょう。

森林にはさまざまな昆虫が生息しています。モンシロチョウやアゲハチョウ、バッタやカマキリなど、自然のなかでしか見られない昆虫を探してみましょう。カブトムシやクワガタを採集するツアーも人気です。

また、大きな公園では、バーベキューを楽しめる場所が隣接していることもあります。こどもと一緒に野菜を洗ったり切ったりしながら、家族みんなでキャンプを楽しむのもおすすめです。

サファリパークや体験型の動物園

3歳前後になると、動物を遠くから眺めるだけではなく、近くで観察したり触ったりすることに興味を持つようになります。動物を間近で見ることができるサファリパークや体験型の動物園へ出かけて、こどもの「やってみたい!」という気持ちを応援しましょう。

静岡県にある「富士サファリパーク」や、岩手県の「岩手サファリパーク」、山口県の「秋吉台自然動物公園サファリランド」、大分県の「九州自然動物公園アフリカンサファリ」などでは、大型バスで動物を観察する迫力満点のツアーが人気です。

また、千葉県にある「市原ぞうの国」は、ゾウの餌やり体験ができるほか、ゾウの背中に乗ったり鼻にぶら下がったりすることができる穴場です。キリンを間近に見ながら食事ができる「キリンさんとブランチ」というイベントも見逃せません。

全国各地に同様の施設がありますので、ぜひチェックしてみましょう。

秋から冬に出かけたい3歳との家族旅行

続いて、秋や冬にする旅行のアイデアです。テーマパークでハロウィンやクリスマスの雰囲気を楽しんだり、芸術の秋らしく博物館で過ごしたりと、この季節ならではの旅はいかがでしょう。秋冬しかできない自然体験を楽しむのもいいですね。

テーマパーク

3歳になると楽しめるアトラクションが増えてきます。加えて、季節の飾りつけがされていたり、期間限定のイベントやグッズ販売があったりと、一層楽しめるこの時期のテーマパークはおすすめの旅行先です。

また、次のように、4歳になると入場料が必要になる施設が多くあります。

  • 東京ディズニーランド(R)(千葉県):4~11歳は4,800円
  • 東京ディズニーシー(R)(千葉県):4~11歳は4,800円
  • 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県):4歳~小学生未満は1,850円から
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)(大阪府):4~11歳は5,100円から
  • ハウステンボス(長崎県):4歳~小学生は4,600円
  • サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド(大分県)4歳~は2,900円

(4歳以上の入場料およびアトラクション料金:2019年2月時点)

お得に家族で遊べるといった意味でも、3歳のうちに出かけてみてはいかがでしょうか。

博物館

「博物館」というと堅苦しい響きですが、こどもが興味を持っているテーマの博物館を探せば、その子ならではの好奇心を育てることができます。

例えば、世界三大恐竜博物館のひとつと称されることもある「福井県立恐竜博物館」。迫力のある展示は圧巻で、化石発掘体験ができるゾーンも魅力です。電車が好きなこどもには、埼玉県の「鉄道博物館」や京都府の「京都鉄道博物館」など、鉄道をテーマにした博物館はいかがでしょう。車両の展示が楽しめるだけでなく、電車の擬似運転をしたり蒸気機関車に乗ったりすることができます。

ほかにも、こどもが楽しめるものをテーマにした博物館はいろいろありますので、こどもの興味に合わせてお気に入りを見つけてみてください。

味覚狩りができるスポット

秋になると公園でどんぐりや落ち葉を拾うのが好きなこどもは多いでしょう。せっかくなら、収穫の秋にちなんで、栗拾いやさつまいも掘りなどができる場所を旅行先にするのはいかがでしょう。

また、秋から冬にかけては、いろいろな果物狩りができる季節です。りんごやみかん、いちごなどのおいしい果物を収穫しながらこどもの味覚を養いましょう。

雪国

こどもにとって、冬の楽しみはなんといっても雪遊びです。そり遊びやかまくら作りはもちろん、普段雪があまり降らない地域のこどもは、雪を見たり触ったりするだけで大興奮でしょう。

北海道や東北、北陸地方などをはじめ、雪遊びができる地域はたくさんあります。手袋、ニット帽、スノーブーツなど防寒対策をして、雪国での体験を楽しんでください。

まとめ

こどもが3歳になると、自我が芽生えて個性がよりはっきりとしてきます。その子の性格や興味を尊重しながら旅行を計画すれば、その旅行がこどものさらなる成長の糧となるでしょう。

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