こどもの乗馬体験で留意すべきこと、場所選びのコツ

こどもにちょっと変わった体験や忘れられない体験をさせてあげたいと思っている方は、この機会に乗馬体験をさせてみてあげてはいかがでしょうか? この記事では乗馬体験のメリットや、乗馬をする際に気をつけるべきこと、実際に乗馬体験する場所の選び方をご紹介していきます。

乗馬体験がこどもにおすすめなのはなぜ?

乗馬はハリウッド映画や時代劇などでたびたび登場し、こどもだけでなく、大人で憧れている方も多いかと思いますが、実際に乗馬体験をすることで、こどもにどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは乗馬体験がおすすめの理由をご紹介していきます。

命の尊さを学び、コミュニケーション能力を育める

乗馬はスポーツの一種でありながら、動物と触れ合えるという特別な機会です。馬は、こちらが一方的に道具として扱う自転車や自動車とは異なり、生き物として大切に接する必要があります。乗っているうちにいつしか愛着が生まれ、乗せてくれた感謝の気持ちを感じ、生き物の尊さに触れる体験となることでしょう。

また、馬は言葉が分かりませんが、人間の顔を覚え、一度信頼し合う関係が構築されれば、さまざまな表情や仕草を見せてくれるようになります。一方で、突然大きな声を出したり後ろから突然近づいたりすると馬もびっくりしてしまい、暴れかねません。言葉は通じなくとも、馬と良いコミュニケーションを取ろうという気持ちが必要ですし、こどもにもそれを分かってもらえるチャンスとなるでしょう。

平衡感覚が鍛えられる

乗馬は、日常ではトレーニングすることが難しい体幹を鍛え、平衡感覚を養えるスポーツです。体幹を強くし、平衡感覚を養うことで、日常的に正しい姿勢が身につくことが期待できます。また乗馬には柔軟性も必要だと言われており、大人より体が柔らかいこどもの方が上達するのが早いようです。柔軟性があると、適度に力を抜くことができるため、馬のさまざまな動きに合わせられるからです。

乗馬体験で留意しておくべきこと

ここまでこどもが乗馬を体験するメリットをご紹介してきましたが、ここからは実際に乗馬を体験するにあたり、事前に押さえておくべきポイントをいくつかご紹介していきます。

服装チェックを忘れずに!

乗馬というと、本格的な装備が必要なイメージがありますが、実際には特別な服装を用意する必要はありません。しかし、万が一のことを考えて、上半身は袖ありの服、下半身は長ズボンにしておくと良いでしょう。男の子であれば半ズボン、女の子であればスカートは避けるようにします。また、長いひもや裾のある服も、引っかかってしまうことがあるため着用しない方が無難でしょう。

また、着ていく服はこどもがお気に入りの服ではなく、汚れてもよい服にしましょう。靴はいつも履き慣れているスニーカーで大丈夫です。素足ではなく、中に靴下をきちんと履いておきましょう。

ほかに必要なものとしては、汗や手を洗った後に使うタオルと、水分補給をするための飲み物が挙げられます。乗馬は馬に乗るだけのように見えて体幹を使うため、思った以上に体は疲れます。特に夏場は水分補給をこまめにしましょう。

体調管理に注意!

乗馬のような形でまたがって乗るフィットネス機器が発売されていることからもよく分かる通り、乗馬は立派なスポーツであると同時に有酸素運動です。乗っている間は緊張感と高揚感で疲れを感じづらいので、注意が必要です。運動を止められている方や、体調が優れない方は体験するのを止めておきましょう。

場所・スポットの選び方をご紹介

さて、ここからは実際に乗馬を体験できる場所・スポットの選び方をご紹介していきます。乗馬体験といっても、その内容は体験する場所やスポットによって変わってきます。こどもの思い出に残る体験にするためにも、年齢や体験したいことに沿ったコースを選びましょう。

乗馬コースの対象年齢が、こどもの年齢に合っているかを確認する

乗馬体験には対象年齢が定められていることが多くあります。例えば、インストラクターと一緒に乗るプログラムであれば、3歳くらいから体験できる乗馬クラブもありますし、馬にまたがりながら林道を長時間散策するようなプログラムであれば、一人で馬に座れる年齢でないと参加できないこともあるのです。

「あまり下調べをせずに現地で年齢を伝えたら体験できなかった」ということがないよう、事前にプログラムの対象年齢や、身長の制限などを調べておくと、スムーズに乗馬体験ができるでしょう。

どのようなコースがあるかを調べる

では、実際に年齢ごとにどのような体験をすることができるのでしょうか。全国には乗馬体験ができる施設がたくさんあり、できる体験もさまざまです。インターネットを使って、いくつかの候補を比べてみましょう。ここでは一例として、3歳から参加できる乗馬体験、一人で馬に座れるこどもが参加できる乗馬体験、そして小学生から参加できる乗馬体験をご紹介します。

3歳から参加できる乗馬体験の例(八ヶ岳ロングライディング)

山梨県北杜市にある八ヶ岳ロングライディングという乗馬クラブでは、年齢が低くても、ポニーのような小さな馬ではなく、大きな馬に乗る機会を提供したいという思いから、3歳から参加できる乗馬体験を開催しています。大きな馬の場合、小さなこどもはインストラクターが操作する馬に乗せてもらうことが多いですが、ここではこども自らが手綱を持って馬を操作できるのです。ママ・パパとしてはちょっと怖い気持ちもありますが、こどもの自立を促すという意味では大事な体験になるかもしれません。

一人で馬に座れるこどもが参加できる乗馬体験の例(フラノトレッキングサポート遊馬)

北海道富良野市にあるフラノトレッキングサポート遊馬では、一人で落ち着いて馬の上に座れるくらいの年齢(5歳くらいから)であれば、乗り方や操作をトレーニングした後、自然豊かな森の中をゆったりと馬の背に乗ったまま散歩することができます。もちろん大人も参加できるので、家族全員で北海道らしい景色を楽しみながら、乗馬体験ができるようになっています。

小学生から参加できる乗馬体験の例(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)

福岡県宗像市にあるカナディアンキャンプ乗馬クラブでは、小学生以上であればビーチでの乗馬を体験できます。はじめに30分ほど基本的な操作の方法について訓練し、そこから海へ出かけますので、全くの初心者であっても安心して体験することができます。馬に乗った状態で海岸を歩くと、歩くときとは違った景色が広がり、忘れられない思い出の一つとなるでしょう。

安心、満足な乗馬体験で心と体を育もう!

今回は乗馬体験がこどもにおすすめの理由や、体験の前に注意しておくべきポイント、そして実際にどのような場所・スポットを乗馬体験に選べばよいのかを紹介してきました。動物と触れ合う体験はいくつもありますが、動物の背に乗って過ごす時間は大変貴重なものです。こどもがこれをきっかけに生き物を大切にし、自然を愛する心を育んでくれると良いですね。ぜひ、今度の休日は親子で乗馬体験に出かけてみてはいかがでしょうか。

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