上司と合わない?パターンや対処法をご紹介

上司との関係は、会社に勤める人にとっては悩ましい課題です。尊敬できる上司のもとで、仕事に力を発揮できる環境に恵まれれば良いのですが、中には「上司と自分は合っていない」と感じている方もいらっしゃるでしょう。この記事では上司と合わない、と感じられるパターンを分類し、合わない上司にどう対処したら良いのかについてもご紹介します。

どうしても合わない上司がいる。典型パターンは?

個人的な好き嫌いがあっても上司との関係は仕事を進める上で切って捨てることはできません。「合わない」上司の典型的なパターンを見てみましょう。

根性論をふりかざす

会社の目的は利益を上げることですから、どれだけ頑張ったかより、どれだけの成果を上げたかが重要です。また、より大きな利益のためにはコストダウンも必要ですから、同じ仕事をするのにもより効率の良いやり方があれば、そちらを採用した方が良いはずです。しかし、「困難であれば困難であるほど結果がついてくる」「仕事の価値は積み重ねた苦労により輝くものだ」と根性論をふりかざす上司がいます。このような上司は、同じ結果を出すために効率良く処理する方法を取りたい部下からは「合わない」と思われてしまいます。

自分の責任を取ろうとしない

チームのリーダーの大きな仕事の一つは、自分のチームの仕事に対して責任を取ることです。チーム内の部下の行動はチームを指揮するリーダーが責任を持つべきです。しかし、何かにつけて責任回避の姿勢をとり、部下に責任をなすりつけるタイプの上司は、チームのメンバーから「合わない」と思われてしまいます。

部下の方ができが良い

上司より部下の方ができが良く、部下の方が仕事に対して精通している場合があります。こういった場合、上司が部下に対して指示を出しても、その指示が的外れであることも多く、上司のいう通りにすると仕事の成果が下がることが目に見えてしまうことがあります。相手は上司ですから、指示を無視することもできず、部下から見れば仕事が極めてやりづらい状況になってしまいます。もしかしたら上司本人もつらいのかもしれませんが、部下は「合わない」と感じます。

部下を信用しない

部下を信用せずに仕事を抱え込んで、部下に仕事を回さない上司もいます。自分でする方が早いという考え方があるのかもしれませんが、部下の成長の芽を摘んでしまっている時点で、上司としては良くありません。チーム全体にきちんと仕事を回した上で、自分も作業をこなすことでチーム全体の成果はより大きくなるからです。部下を信用しない上司は、部下から「合わない」と思われてしまいます。

上司と合わないときどう対処するか

上司と合わないと感じるケースはさまざまですが、合わない上司とでも仕事はなんとかこなしていく必要があります。合わない上司とどうやって仕事を進めていくかについてまとめます。

大切なのは上司より仕事の成果

会社員として重要なことは上司との関係ではなく、仕事の成果です。もちろん良い関係を築けていればそれに越したことはありませんが、上司と合わないことが仕事に影響してしまう場合は、別に上司と仲良くする必要はありません。優先すべきは仕事を回すことですから、合わない上司のダメな点はきっぱりあきらめて、自らが仕事の結果を出すことに力を注ぎます。目の前の仕事に集中することで、上司の悪い点に目が行くことも減るかもしれません。

全否定をやめてみる

上司の人間性についてどうしても合わないところがあり、つらさを感じている場合、一旦、無理やりな理屈をつけてでも上司をプラスに捉えようとしてみます。合わない上司でも仕事、プライベートのどこかに良い面がないでしょうか。少しでも良い面が見えてくれば、つらさも軽減されるかもしれません。

反面教師として考える

どうしても上司と合わない場合、上司との人間関係に見切りをつけることも考えられます。会社組織の中でその上司の下につき、仕事の指揮は上司が行っているからといって、自分も上司のようになる必要はありません。人間性に合わない面を感じているのであれば「絶対にこの人のようにはならない」と、反面教師として考えることで自分の中のモヤモヤする部分と折り合いをつけ、自らの成長の材料とすることも可能です。

別ルートを持っておく

上司の指示があまりにも不適切な場合、さらに上の上司に対する報告や相談が必要になることもあります。本来は直属の上司の頭越しのやり取りはタブーです。しかし、仕事の結果が直属の上司のやり方のせいで悪化しているという客観的な根拠のある場合は、このような方法をとる必要がでてくる場合もあります。ただし、頭越しの交渉は失敗すると事態を悪化させてしまうため、むやみに行うことはおすすめできません。

どうしても合わないとき、無理はしすぎない

上司と合わない場合の対処をいろいろ試してみても、どうしてもうまくいかないとき、あまりに無理を続けるのも考えものです。

「辞めます」に至る前にまずは人事に相談

どうしても上司と合わずに仕事を続けていくのがつらい場合、いきなり「辞めます」となる前に、人事担当の部署に相談することも考えてみてください。会社にとって大切なのは仕事の成果です。上司と自分の関係が仕事に対してマイナスであると判断されれば、異動などの対処が取られることもあります。転職を考えるのは人事担当部署への相談の後でもよいでしょう。

無理を続けてはいけない

合わない上司に無理に合わせることを続けた結果、健康を害してしまっては何のために我慢をしてきたのかも分からなくなってしまいます。合わない上司一人のために病気になってしまうのはもったいない話です。上司との関係が決定的に悪い場合、転職という選択肢を持っておけば、気持ちに余裕ができる分、対処もしやすくなります。自分を追い詰めることのないように、転職を選択肢の一つとして考えるのは悪いことではありません。

転職を考える場合

上司と合わないことが原因で転職を考える場合は、その転職を戦略的撤退にできるようにしましょう。転職先で同じことになってしまわないように、上司のどういった点と自分が合わなかったのかを認識しておきます。その点を念頭に置いたうえで、転職先選びの際に社風や、仕事の進め方の特徴などに注意します。転職の際には退職の理由としても、入社を希望する理由としても「上司と合わなかった」ということは表に出さないほうが無難です。退職の際に一言いっておきたいという気持ちはあるかもしれませんが、仕事の引継ぎに影響が出るかもしれません。また、転職先には上司が嫌で退職するというマイナスの理由ではなく、転職先の会社でやりたいことがあったというようなポジティブな転職理由をアピールできるようにしましょう。

上司との関係は働く人間にとっては永遠のテーマ

会社員としての生活を送る限り、トップに上りつめるまで上司との関係は続きます。合わない上司の下についても、仕事上の関係と割り切り淡々と仕事をこなしていくことも必要です。しかし、どうしても合わない場合は無理をしすぎないことも大切です。合わない上司に気を取られすぎてしまうことなく、できるだけ視野を広く持つことで、よい会社勤めを送れるようにしたいものです。

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