レンタカー初心者必見!借りる方法や保険の仕組みを知ろう

駐車場代や車検代などがかからないレンタカーは、便利なサービスです。最近では1時間単位で利用できる取扱店も存在し、手軽に利用できるようになってきました。しかし、その仕組や保険制度について分からず、安心して利用できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、そんなレンタカーの初心者の方に向けて、レンタカーの基本的な利用方法や、各種保険制度の仕組みについてご紹介します。

レンタカーの基礎情報

移動手段としてレンタカーは便利ですが、レンタカーを利用するには申込みの流れを知っておく必要があります。まずは、レンタカーとはどんなサービスなのか、そして混同しやすいカーシェアリングとの違いについてご紹介します。

レンタカーとは?

レンタカーは電話やWEBサイト上からレンタカー業者に申込みを行い、利用する店舗で車両をレンタルするサービスです。申込みの際は希望する車両のクラス、日時を指定します。内容に応じた料金表が存在するので、予算と用途に応じて最適なプランを算出します。当日は出発店舗に行き、スタッフから申込み内容の確認、補償システムの説明、車両装備の解説を受けます。その後実際に車両の外観や損傷を確認し、問題がなければ出発し、好きな目的地に向かいます。
返却時はガソリンを満タンにしておき、店舗で給油時の領収証を提示する必要があります。返却前にガソリンを満タンにしておく事は、レンタカーを利用する際の基本ルールです。しかし、地域や時期によってガソリンの価格は異なっていることから、料金表に詳細の記述が無いので注意が必要です。

カーシェアリングとの違い

車を借りるというサービス内容で、レンタカーと似ているカーシェアリングというサービスが存在します。しかし申込みまでの流れや利用時の注意点、サービス内容においてカーシェアリングとレンタカーは大きく違っています。それぞれにメリット、デメリットが存在し、利用するユーザー層も異なります。

  1. 会員登録の有無

    基本的に、レンタカーの利用自体に会員登録は不要です。ただし会員登録を行うと予約をWEB上から行うことが可能となるほか、次回レンタル時に顧客情報の再入力を省略できるなどのメリットもあります。一方でカーシェアリングの利用には会員登録が必須で、登録後は月額費用が発生します。

  2. 短い時間の利用の可否

    レンタカーは最短でも1時間以上の利用を想定してプランが作成されていますが、カーシェアリングは10分単位で利用することができます。ただし、カーシェアリングで借りた車両は予約時間内にレンタル時と同じ場所に返却する必要があります。レンタカーは同じ店であれば到着先の店舗で返却手続きを行える場合もあります。

  3. 選べる車種のバリエーション

    大手レンタカー店では軽自動車、ハイブリッドカー、ミニバンなどさまざまな車種を常時レンタルすることができます。カーシェアリングは車種のバリエーションが比較的少なく、借りたい車両が他の人に貸し出されているケースも多くあります。

レンタカーの保険の基本的な仕組み

レンタカーの利用申込み時に必ず選ぶ項目としてオプション保険の適用の有無があります。適用には追加料金が発生するので敬遠されていたり、保険制度ということで必須と誤解されているケースもあります。ここからはレンタカーの保険制度の仕組みについて、ご紹介していきます。

基本的な補償は料金に組み込まれている

レンタカーの予約時に提案される保険は、あくまでもオプションであり、必ずしも加入する必要はありません。基本的な補償制度は基本利用料に組み込まれており、基本的にオプションは不要です。レンタカーには法律上で保険料金を基礎プランに組み込むことが義務付けられているため、オプションの有無に関わらずレンタカーでの事故には賠償制度が適用されるのです。

補償の種類をそれぞれ解説!

補償制度には種類があり、被害を受けた対象によって適用される補償が違ってきます。レンタカーを利用する場合、オプションの有無によって補償限度額が変動することはありませんが、基礎プランでは後ほど言及するNOCと合わせて最大15万円の自己負担額が発生します。

  1. 対人補償

    補償契約に加入している車両が事故を起こして第三者に怪我や後遺症を負わせた場合、治療費および慰謝料、逸失利益および介護料を補償する保険です。レンタカーが加入している対人補償の限度額は無制限であることが一般的です。

  2. 対物補償

    契約車両が事故によって第三者の車両や物を破損させた場合、法律に基づいた損害賠償の支払いを加入プランに基づいた賠償限度額に応じて補償する保険です。レンタカーが加入している対物補償の限度額は基本的に無制限ですが、基礎プランの場合はレンタカー店の規約に応じた自己負担額を支払う義務が生じます。

  3. 車両補償

    何らかの理由によって契約車両が破損した場合、車両の時価額を上限として損害の修復にかかる費用を補償する保険です。レンタカーを破損させた場合の自己負担額はレンタカー店の規約に準拠しますが、バスや大型貨物車を破損させた場合の自己負担額は軽自動車や普通自動車の場合に比べて高額となります。

  4. 人身傷害補償

    運転中の事故によって契約車両の運転者や同乗者が死傷した場合、治療費及び入院費、逸失利益などを加入プランに基づいた限度額に応じて補償する保険です。保険の補償限度額はレンタカー店の規約に準拠します。

レンタカーを借りる際に併せて知っておきたい制度

レンタカーには補償制度が標準プランに組み込まれていますが、制度を適用する際に自己負担額が発生するケースがあります。標準プランは法律に準拠した補償制度であり、適用範囲や条件は明確に規定されています。正確な補償条件を理解するとともに、想定外の出費を防ぐために併せて知っておくと良い制度について、ご紹介します。

保険が適用されない場合がある

補償制度の適用には条件があり、レンタカーの運転者が条件を満たさなかった場合は保険適用外になります。警察への届出を行わず事故証明書がない、無免許や酒気帯びによる事故、事前連絡なしの延滞利用時における損害、その他レンタカー店の規約に違反した上での損害などは保険適用外になり、補償されません。

免責補償制度とは

レンタカーには基本料金に各種補償制度が適用されていますが、対物補償と車両補償においては、事故を起こしたドライバーが免責額を支払う必要があります。免責補償制度は保険適用時に係る対物免責額と車両免責額を補償する制度です。レンタカー申込み時のオプションは当該制度を指すことが多く、加入することによって事故発生時の負担額を全額減免することができます。

NOCとは?

免責補償制度は法律上の補償制度に係る費用を減免しますが、事故によって車のレンタルが行えなくなった分のレンタカー店への補償は別途必要となります。この補償項目はNOC(ノンオペレーションチャージ)と呼ばれるもので、自走して店に返却した場合は20,000円、自走不可能の場合は50,000円が相場となっています。NOCはほとんどのレンタカー店において存在する項目であり、NOCの費用を補償するオプションも存在します。

保険の仕組みを正確に理解し、安全にレンタカーを借りよう!

いかがでしたか? ここまでレンタカーの利用方法や保険制度の仕組みについて解説しました。自動車の運転は自分以外が原因となる事故も多く、想定外の事故が無いとは言えません。レンタカーを借りるときは補償制度のシステムを正確に把握し、事故に対する金銭的リスクを低減したうえで安全なドライブを心がけましょう。

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