会話が続かないあなたに!すぐできる会話術をご紹介

「会話を続けられない」「話のネタが思いつかない」という経験をしたことがある方は多いと思います。この記事では、コミュニケーションの基本の一つである「会話」において悩んでいる方に向け、すぐに使える会話術をご紹介します。

あなたの会話が続かない理由とは?

会話術をご紹介する前に、まずは会話が続かない理由を紐解いてみましょう。会話が続かない原因が分かると、その後の会話のコツが理解しやすくなります。

苦手意識が会話を縛る

「人見知りだから」「何を話せば良いか分からない」「会話が苦手」と、苦手意識を持ってしまうことはありませんか? 会話に対する苦手意識が、いつしかコミュニケーションへの不安感につながります。「早く時間が過ぎてくれれば良いのに」と会話の内容とは違う方向に気持ちが向いてしまうと、会話のキャッチボールが困難です。
その場にそぐわない言葉を重ねたり、「嫌だな」という気持ちが表情に出てしまったり。これでは、どんどん気まずさのスパイラルに入り込んでしまいます。

早口で話している

早口になっていることも、原因の一つとして考えられます。コミュニケーションを苦手に感じていると、緊張して焦ってしまうため、自然と早口になるものです。基本的に速いテンポの会話は相手を疲れさせますし、相手の話を遮ってしまいます。
自分が話し手ならば、あれもこれもと先走ってしまい、ひとりよがりな会話になってしまいますし、自分が聞き手であっても、返事が食い気味になるでしょう。どちらの立ち位置であっても、相手の話を落ち着いて聞いて、ゆっくり話すことが大切です。

沈黙を恐れている

ふとしたときに訪れる沈黙を気まずく感じることはありませんか? 親しい間柄であれば、むやみに沈黙を恐れる必要はありません。沈黙を受け入れられるようになったら、その分相手との距離が縮まったということです。
会話に一生懸命になると「会話が途切れないようにしよう!」と意識してしまうかもしれませんが、焦らなくても大丈夫です。相手の沈黙は、もしかしたら、あなたが話したことに対する言葉を整理している時間かもしれません。ひとりよがりの会話を防ぐためにも、沈黙を必要以上に恐れないようにしましょう。

何を話すか、話題作りのコツ

ここまで、会話が続かない理由をまとめてきました。それでは、実際の会話シーンでどのような話題を取り入れると良いのでしょうか。ここでは内容を「時間軸」、「取り上げるトピック」に分けてご紹介します。話題のストックが増えれば、沈黙や焦りの気持ちへの不安が薄まっていくでしょう。

「現在」「過去」「未来」について話そう

➢現在:自分たちの目の前にあるものを話題にする
(例)「ここに、新しいレストランができたのですね」、「あの映画、観ようと思っているんです」など。

➢過去:ここ数日、あるいは今日あったことについて話してみる
(例)「昨日ちょっと珍しい犬を見かけて」、「この間、話題のあの本を読んだのですが、」など。

➢未来:今後の予定について話してみる
(例)「週末、テレビでやっていたレストランに食事に行くんです」など。

時間を意識することで、会話のバリエーションが膨らみます。コミュニケーションが苦手な方はぜひ試してみてください。

「テキドニセイリスベシ」「シタシキナカニ」

次に、話題にしたいトピックがすぐに思いつくように、有名な語呂合わせを二つご紹介します。
さまざまな場面で使えるネタが揃っているので、フレキシブルにコミュニケーションをとるのに役立つでしょう。日々の会話にぜひ取り入れてみてください。

➢テキドニセイリスベシ

会話のネタに使える合言葉の一つ目が「テキドニセイリスベシ」です。それぞれテレビ・気候・道楽・ニュース・生活・田舎・旅行・スター・勉強・仕事の頭文字からできた有名な語呂合わせなので、覚えておくと便利です。例えば下記のような会話が考えられます。

テレビ「どんなテレビをご覧になりますか?」

気候「暖かくなってきましたね」

道楽「何か趣味をお持ちですか?」

ニュース「昨日、駅前で騒ぎがあったようで」

生活「休日はどのように過ごされていますか?」

田舎「どちらのご出身ですか?」

旅行「北海道に行ったことはありますか?」

スター「有名な歌手が逮捕されましたね」

勉強「大学では何を学ばれていたのですか?」

仕事「仕事の調子はどうですか?」

➢シタシキナカニ

ご紹介するもう一つの語呂合わせは「シタシキナカニ」。こちらは仕事・旅・趣味・気候・仲間・家族・ニュースの7つを表しています。こちらも同様に日常生活の会話のトピックスを簡単に思いつくために使ってみましょう。

やっぱり聞き上手が話し上手になる

聞き上手は話し上手になるとよくいわれます。ここからは聞き上手になるためにどうすれば良いのか、ポイントを解説していきます。

「話す」より「聞く」を意識しよう

「会話のキャッチボール」という言葉がありますが、実際の会話では「相手7:自分3」のバランスを意識すると良いでしょう。相手の話す時間と、自分が話す時間とのバランスは非常に大切です。一般的に、相手の話を聞くよりも自分の話す時間の方に頭を使うので、そこに集中すればするほど時間を短く感じるようになります。実際に相手と自分の話す時間が同じであれば、相手は「たくさん話を聞かされた」と感じやすくなってしまうのです。
また、相手の言葉を「オウム返し」する、良いタイミングで相槌を打つことで、話しやすい雰囲気を作り出すこともできます。

話題を膨らませよう

相手の話を「聞く」姿勢を整えたら、話題を膨らませていきましょう。それには、「5W1H」を活用するのがおすすめです。往々にして会話のやり取りが苦手な方は、頭の中で話の整理がつかなくなってしまうようです。そこで、「5W1H」と相手の話題の内容から見つけたキーワードを合わせて、会話を膨らませてみませんか? 例えば、相手が「この前、美味しいパスタを食べたんですよ!」と話したら、

「いつ(When)食べたんですか?」

「どこ(Where)のレストランのが美味しいですか?」

「他にも何か(What)おすすめの料理はありますか?」

など、バリエーション豊富な質問につなげることができます。

質問のしかた、されかた

最後に、よりスムーズな会話となるよう、質問をする際、される際のポイントをご紹介しましょう。

➢質問は、まず自己開示から!

自分のことを明かしてから、質問をしてみましょう。これは、特に初対面の人に対する質問に効果的です。相手が自分に興味を持ってくれていると分かれば、話しやすく感じるでしょう。
たとえば、初対面の人との話題ならば「私は地下鉄できましたが、何でいらしたんですか?」と相手のことを訊ねてみるのも良いでしょう。

➢質問にはきちんと答え、「and you」でつなごう

相手からの質問に答えたら、「あなたはどうですか」で会話をつなぎましょう。自動的に会話の長さが倍になるのはもちろん、質問の内容は相手が話題にしたがっていることが多いものです。「一問一答」で終わらせなければ、相手も自然と話し出すことができます。

まずは形からでも会話術を取り入れよう!

いかがでしたでしょうか? 会話を苦手とする方に向け、すぐに実践できる会話術をご紹介してきました。真面目で気が回る優しい人ほど、会話に構えてしまうのかもしれません。しかし、会話が続かない理由がわかれば恐れる必要はありません。まずは形からでも会話術を取り入れ、相手とのコミュニケーションにつなげていきましょう!

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