20代の貯金事情を紹介!どのくらい貯める必要があるの?

突然ですが、現在貯金をしていますか? 今回は、「どのくらいの貯金をしておいたほうが良いか分からない」という20代の社会人に向け、貯金に対する考え方や貯める方法をご紹介します。

20代の貯金事情をご紹介

どのくらい貯金する必要があるのかを解説する前に、20代の貯金事情と、貯金が必要な理由をご紹介します。

貯金している人としていない人の二極化が進んでいる

仕事をして収入を得て、皆さんはどのくらい貯金をしていますか? 実は、20代における貯金をしている人としていない人の二極化が進んでいます。そして、金融資産を保有している人と保有していない人では、金額の差も大きく開いてしまっているのです。ここで、具体的な数字をいくつかご紹介しましょう。
金融広報中央委員会が行っている「家計の金融行動に関する世論調査(平成30年)」の「単身世帯調査」によると、20代の「年間手取り収入からの貯蓄割合」の平均は15%で、その保有額は239万円でした。ただし、この結果は「金融資産保有世帯」を対象としたものです。金融資産を保有していない20代は45.4%で、ほぼ2人に1人が金融資産を持っていないことが分かります。では、金融資産を保有している54.6%の20代は、どのような目的で貯蓄をしているのでしょうか? 最も多いのが「病気や不時の災害の備え」で43.9%を占め、次いで「とくに目的はないが、金融資産を保有していれば安心」が41.4%と続きます。このように、何らかの金融資産を保有する20代が200万円近く貯めている一方で、2人に1人が金融資産を全く持たないという二極化が進んでいるのです。

貯金をする必要があるワケ

二極化という現状からも、「貯蓄習慣」を身につけることがとても大切です。これが今後の生活のカギになるでしょう。

➢20代はお金が貯まりやすい時期

人それぞれ収入は異なりますし、一人暮らしか実家住まいかによって毎月の収支が違ってきます。とは言え、仕事を始めると自分のお金を自由に使うことができるのも事実。20代はお金を貯めやすく使いやすい時期といえるでしょう。平均給与額が下がり続ける中「宵越しの銭は持たない!」という考えは卒業し、20代のうちに貯蓄習慣を身につけてみませんか?

➢将来のプランを実現するためにも必要

貯蓄習慣を身につけることは、将来のプランを実現するためにも必要です。結婚すれば生活費はもちろん、こどもが増えれば教育費用・住宅購入・介護・老後とさまざまな支出が必要になってくるため、年齢が上がり収入が増えれば貯金できるわけではありません。

20代の貯金はどのくらいしたら良いの?

ここまで、リアルな20代の貯金事情をご紹介してきました。それでは、20代ならばどのくらい貯めるのが良いでしょうか。目安となる金額と「お金が貯まる人」になるためのちょっとしたヒントをご紹介します。

年齢によって貯めておくべきお金は変わる

貯めておくべき金額は年齢によって当然変わっていきます、目安としては「勤続年数×50~70万円」とされています。例えば新卒から60歳まで38年間積み上げていくと、1,900~2,660万円というかなり大きな金額となります。

毎月どのくらい貯金しておくと良いのか

「年齢ごとの貯めておきたい金額はわかったけれど、給料からどのくらい貯金に回していけば良いの?」という疑問が湧くことでしょう。簡単に言うと、手取りの1~2割を貯めておくことをおすすめします。後述しますが先取り貯蓄なら確実性がアップします。

お金が貯まる人、貯まらない人は何が違う?

ここまで、お金を貯める必要性や目標金額についてまとめてきました。貯蓄習慣の有無という前提もありますが、お金が貯まる人・貯まらない人は何が違うのでしょうか?
以下、4つの場面で比較してご紹介します。皆さんはどちらのタイプでしょうか?

1.毎月の貯金方法

貯まる人は「先取り」で確実に貯金をしています。計画性を持って収入額に収まる生活をしています。貯まらない人は、節約して余った分を貯金しようと考えがち。不確定要素が大きいのでなかなか貯まりません。

2.管理する貯金口座

貯まる人は生活費用口座と別建てで用意しています。気軽に引出せないようにすれば確実性がアップします。一方で貯まらない人は、生活費用口座と貯金用口座をひとまとめにしています。簡単にお金を引出せてしまうのがデメリットでしょう。

3.日ごろの手間と工夫

貯まる人はできる限りの工夫をしています。例えばATMの手数料を払わなくて済むよう利用する時間や金額をあらかじめ設定しています。貯まらない人は数百円の手数料を甘く考えていませんか? 毎月・毎年の金額を計算するとかなりの額になってしまいます。

4.欲しいものを買いたいとき

貯まる人は必要な金額を積立てて、計画的に購入します。そして貯まらない人は我慢に我慢を重ねるものの、ある一点で反動を起こしがちです。メリハリをつけた使い方が求められます。

お金を貯める方法にはどんなものがある?

貯金が必要な理由や金額を見て、お金を貯めてみようという感覚が湧いてきたでしょうか? 最後に、お金を貯めるための、三つの貯金方法をまとめました。無理なく貯めることができるよう、それぞれの特徴やメリットを参考にしてみてください。
繰り返しになりますが、貯金は将来に向けた資産を築くことでしょう。将来のライフプランを実行するためにも欠かせません。そして、どんなに綿密なプランを設計しても、貯蓄習慣ができていなければ本末転倒です。ここで紹介している貯金方法は、いずれも自動的にお金を貯める方法なので、確実に貯金ができます。

➢財形貯蓄

勤務先の貯蓄システムの一つです。給与から天引きされ、会社が管理してくれます。引出すには勤務先への申請が必要なので、気軽に引出すこともありません。

➢定期預金

積立型であれば、普通預金からこちらの預金口座に毎月一定の金額が預け入れられます。普通預金と比べ金利面で優遇され、解約しづらい仕組みになっています。生活費口座と分けることで管理もしやすくなります。

➢社内預金

財形貯蓄とならび、勤務先の貯蓄システムの一つです。会社によっては金融機関の利率より条件が良い場合もあります。ぜひ勤め先の制度をチェックしてみてください。

資産運用するには

次に、資産運用のメリットと三つのタイプをまとめました。なお、注意していただきたいのは、資産運用を行うのは貯蓄がある程度できて、運用に回せるお金を用意できてからです。日常生活と万が一の備えに対するお金は資産運用に回さないこと。これが前提です。

➢確定拠出年金

確定拠出年金は制度加入者もしくは企業が毎月一定額の掛け金を拠出し、自ら運用します。将来給付金が戻ってきますが、運用した結果により受け取れる金額が異なります。
まだ若い20代の場合、時間が大きな財産となります。企業型確定拠出年金の場合、万が一倒産しても年金資産として保護されるメリットがあります。

➢つみたてNISA

2018年1月から始まりました。事前に設定した投資信託に利用者が毎月一定額を積み立てた場合、投資で得た利益に税金がかからない制度です。非課税枠の積立上限額は年間40万円で、利用できる期間は20年です。まとまった金額でなくとも、継続して積み立てることができますし、非課税枠も設定されています。その投資先も金融庁の基準をクリアしたものに限定されているので、始めやすい運用方法といえます。

➢株式投資

株式投資は誰でも小額から始めることができます。仕組みを理解して株価変動など情報収集を行えば、一定期間資産運用していくことが可能です。また、株主優待制度を利用して、お得なサービスを受けられることも。
なお、銘柄により購入価格・売買単位が異なります。運用できる金額を念頭に検討してください。

20代のうちに貯金し、将来やりたいことを叶えよう!

いかがでしたかでしょうか? この記事では、20代の貯金事情から貯金の必要性、貯めておきたい金額をご紹介してきました。自分の夢の実現はもちろん、万が一の備えとしても貯金は大切です。貯める方法もたくさんあるので、自分に合う方法を選んでチャレンジしてみてください。

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