パフォーマンスアップのために!目標の立て方をご紹介

「目標に向けて行動を起こし、確実に達成に近づいている」と堂々と言える人が世の中にどれだけいるでしょうか? 会社の目標はクリアしていても、パーソナルな目標はよく失敗してしまう、という方もいらっしゃるでしょう。目標を達成できない原因は、「目標の本質」を理解していないことが原因のほとんどです。今回は目標の立て方について解説してきます。

なぜ目標を立てるの?

目標設定の本質は、「最小限の負担で効率良く成果を獲得する」ことにあります。

目標は義務ではなくナビゲーションシステム

たとえば、営業職は日報で目標を管理・行動に移しています。昨日の日報を参照すれば今日すべきことが明確になります。ぼんやり歩いて営業をしていては営業ノルマを達成できません。日報・目標は歩く道筋を明確にするためのナビゲーションシステムです。自分が「今どこにいて」「どれくらいの速さで」「どのような手段で」「どこに向かうか」を知ることができる手段といえるでしょう。

ゴールがあるからこそ走り出すことができる

ナビゲーションシステムは目的地を設定することで真価を発揮します。目的地、つまり目標達成というゴールがなければスタートすることはできません。スタートした後の目標への向かい方も、ゴールがあることでどのような方法が効率的かはっきりします。目標達成にむけての行動は、たとえるなら登山と同じです。登山で山頂を目指す場合にサンダルでは不向きです。山の高さや登山道の状態に合わせて適切な登山靴が必要です。また、怪我などでリタイアしてしまわないように自分のペースで歩く必要があります。これと同じように、目標達成に最適な方法と、無理のないスケジュール管理が必要です。

これならできそう!目標の立て方

目標を立てることは自分に重荷を課すものではなく、楽に進むためのものであることがご理解いただけたかと思います。それでは、具体的に目標の設定方法についてご紹介していきます。

まずは「ぼんやり」となりたい自分をイメージ

目標を立てるときは自分に対して素直に、なりたい自分を自由にイメージしてみましょう。目標は高いほど良い、とは限りません。また、目標を定める段階では具体的である必要もありません。まずは「プログラミングができるようになりたい」「自転車で遠くまで走れるようになりたい」「たくさん本を読みたい」など、ぼんやりと思いついたイメージをできるだけ多く、自由に書き出してみてください。

目標設定は具体的に数字で設定する

たくさん書きだしたイメージをいつまでもぼんやりとさせたままでは何も始まりません。書きだした中から強く実現したいと思ったものをピックアップし、具体的な目標にブラッシュアップします。目標は「プログラミングができるようになる」よりも、「1年後までにプログラミングでカードゲームを作る」、「3週間でこの技術書を終わらせる」といったように、期限・手段を明確に数字で定める必要があります。
目標達成までの期限、手段や費用が数字によって明確になると、その手段や費用をどう調達するかといった問題が浮き上がってきます。

最終目標を分割するメリット

明確な目標の場合、目標達成までの道筋がハッキリとしています。すると目標達成までの期限の間に細かく「チェックポイント」を設定できます。「1年後にゲームを完成させる」ためには「ブラインドタッチが正確になる」「ゲームデザインを考える」といったように細かく目標を分けます。そして、ここからさらに細かく目標をわけていきます。「ゲームデザインを考える」ためには既存のゲームで遊んだり、アイデアのために映画を観たりといった小さな目標に分けることができます。
目標達成のためであればゲームで遊ぶことや映画鑑賞も、目標達成までにクリアしなければならない小さな目標のひとつです。ゲームプレイや映画鑑賞の目標をクリアすると作りたいゲームがよりハッキリ見えてきます。すると、適切なプログラミング言語やゲームデザインなど次に必要なアクションが見えてきます。
小さな目標を達成し続けることで小さな充実感を得続けることもポイントです。小さな充実感を目標達成までに継続して獲得し続けることで、目標達成までの道のりは苦しいものではなく、充実したものになります。

目標を達成するためのポイント

目標設定の重要性をご理解していただけたところで、達成に向けて押さえておきたいポイントについてご紹介します。

「目標達成=大きな充実感の獲得」を意識する

「目標達成というゴール=大きな充実感を得られる」ことをイメージしてみてください。小さな目標を達成し続けていると、自然とパフォーマンスは向上していきます。すると、目標達成=ゴールが近づいていることが実感しやすくなっていきます。
しかし、目標達成まで時間や労力を要する場合、気持ちが折れてしまうこともあるでしょう。すると、本来であれば簡単で小さな目標さえ、達成するのが難しくなってしまいます。登山にたとえると、仲間が楽々と登った山なのに、自分の場合は大変な苦労をして登ったとすると、後ろ向きな気持ちになってしまうのは当然のことです。しかしこれは、目標達成に向けてもっとも避けたいケースです。モチベーションが低下して、行動が止まってしまいそうなときは小さな目標を、「もっと小さな目標」に分割してみてください。きつい山よりも、自分が楽に登れる山で充実感を得続けているほうが、楽しく登山のスキルもアップしていきます。
初めは少しずつでかまいません。充実感を獲得し続けましょう。すると、イメージしていた目標達成時の大きな充実感に現実味が帯びてきます。また、目標のために身につけたスキルも、目標設定してスタートしたときより遥かに向上しているはずです。ポイントは充実感を得続ける工夫をすることです。

「PDCAサイクル」で目標を継続的なものに

実行の過程で余裕が無くなり、設定した目標を下方修正することは妥協でしょうか? また、余裕があるので目標を上方修正することは無茶なことでしょうか?
実行の進捗度合いによって、目標を再設定することには何ら問題はありません。遠すぎたゴールは近く再設定したり、近すぎたゴールは遠くに置いたりします。大切なのは目標達成までの道筋を無くしてしまわないことです。
ビジネスでは目標達成のために「PDCAサイクル」という手法が良く用いられます。計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)→計画(Plan)のように、目標を4段階に分割して螺旋を描くように繰り返します。
この考え方はビジネスシーンのみならず、日常のさまざまな場面で応用できます。プライベートな目標は、未達でもペナルティはありません。厳しく自分を評価せずに、無理のない改善案を計画、実行してみてください。この時に、目標設定時と同じで目標の進捗度合いを数字で管理すると結果が伴いやすくなります。

目標を設定してなりたい自分を実現しよう

いかがでしたか? 目標達成には「目標とする自分をイメージ」「具体的な数字」「小さな目標をクリアすることで得る充実感」の3点をポイントに無理なく取り組むことが成功のカギです。今回ご紹介した方法を参考に目標設定に取り組んでいただければ幸いです。

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