仕事にやりがいを見いだせない!そもそもやりがいって必要?

総合求人・転職支援サービス「エン転職」が実施した、「仕事のやりがいと楽しみ方」の調査では「仕事にやりがいは必要」と96%の人が回答した結果がでています。その理由の上位には「仕事そのものが充実する」「自身の成長感を得たい」「存在価値を感じる」などが挙がっています。この記事では「仕事にやりがい」を見出すことの大切さや、やりがいが見つけられないときの対処法をご紹介します。

仕事のやりがいの本質とは?

仕事に対する好きの度合い、やりがいは人それぞれで漠然としていることが多いです。やりがいの本質について「仕事を楽しいと思える状況」「人の役に立っていると思えること」の二つの方向から見ていくことにしましょう。

仕事が充実している、楽しいと思える状況

仕事のやりがいを感じるときとは「努力が他者に評価されたとき」でしょう。評価されるためには「認められる」状況下に自分をおくことが重要です。
例えば、あなたが数週間かけて完璧なプレゼン資料を作り上げたとします。しかし、プレゼンは突如キャンセルされ、他社に決まったと連絡を受けます。完璧な資料は誰の目にも触れることなくシュレッダーにかけられました。この仕事に「やりがい」を感じられるでしょうか? 楽しいと思えるでしょうか?
しかしながら、プレゼンに向けて資料作りは楽しく、やりがいを感じることができていたはずです。それは、将来的に「努力が評価される」という期待感があったからです。

人の役に立っていると思えること

「人の役に立つ」を細かく言うと、「社会の中で自分の存在が有益だと認められている」ということになります。
仕事にやりがいを感じて一生懸命働くためには、時間・エネルギー・努力が必要です。自分の持つ限りあるリソースを消費した結果が社会に認められることは、評価・報酬以上に仕事に対するモチベーション向上につながります。
社会に認められ、仕事のやりがいを感じることができれば成果物にも愛情がうまれます。さらに、愛情だけでなく、プライド・創造力・チャレンジといったものを報酬として感じることができ、もっと社会に認められるようになろうと仕事のやりがいが強くなっていきます。

仕事のやりがいはすべての人に必要か?

社会の中で仕事をしている限り、やりがいを感じていなくても、評価・報酬は発生します。それで十分と捉えるのも間違いではありません。ではなぜ多くの人が仕事にやりがいが必要と考えているのでしょうか?

やりがいを持つことはモチベーション向上につながる

高いモチベーションを維持するため、社会からの多くの評価・報酬の獲得するためにも、仕事にやりがいを求めることは非常に重要です。
しかし、仕事に対するモチベーションの度合いが評価・報酬に直結しているとは限りません。仕事に対するモチベーションが低くても、成果物が要件さえ満たしていれば受け取る側(顧客や消費者)にとっては何の問題もないからです。
それでも、自分が人の役に立っているという意識はモチベーションの向上につながり、それが自然と仕事のやりがいになっていきます。社会からの評価は自分の成長や存在価値を感じることができ、今以上に社会からの評価・報酬を獲得するために、より良いパフォーマンスを発揮することにもつながります。

無理に見つけなくても良い

どうしても仕事にやりがいを感じられない、やりがいを見出すことができないという方もいらっしゃるでしょう。そんな場合は無理をしてやりがいを見つける必要はありません。仕事のやりがいの度合いは仕事の内容や適性によって人それぞれ異なります。やりがいを感じている人達と、やりがいを感じていない自分とを比較しても辛いだけです。
仕事を通して社会とつながり支えあっていること、そのおかげで自分が成り立っていることを忘れなければ、仕事のやりがいは必ずしも必要といえるものではないでしょう。

仕事にやりがいが無い、そんなときはどうするべき?

仕事にやりがいを感じながら働いたとしても、ほんのちいさな出来事がきっかけでそれまで感じていた仕事のやりがいを失うことがあります。すると、今までの自分と、現在の自分とのギャップに苦しむことになるでしょう。苦しくても前に進むしかないのですが、仕事のやりがいを見失った時、それは自分を成長させるチャンスでもあります。

小さくても今の仕事で目標を持つ

どんなに小さな目標でも、目標をクリアすると達成感・充実感を得ることができます。小さな目標達成を積み上げていくことが、自分の中から仕事のやりがいを見つけ出す手段のひとつです。小さな目標は、業務に関係するものでなくても構いません。毎日挨拶を欠かさない、デスク周りを清潔に保つ、たったこれだけでも継続して達成していくことで充実感を得ることができます。
小さな目標をクリアする成功体験を重ねていくと、より大きな成功体験を求めるようになります。すると、自然と仕事に対して愛着が湧き、仕事のやりがいを感じられるようになります。小さな目標を立てることで仕事、社会とのつながりを保ち続けることがポイントです。やりがいを感じられずに気持ちを自分の中に溜め込むのではなく、小さな成功体験につながることにエネルギーを使いましょう。

部署の異動を検討してみる

それでもなお、現在の仕事の中にやりがいも小さな目標も見いだせない場合、少し視点を変え、外側に目線、意識を向けてみましょう。社内で部署の異動を検討するのは新たな自分の仕事感を見出すひとつの方法です。
仕事にやりがいを感じなくなってしまう理由のひとつとして「ルーティーンワークに飽きた」ということが挙げられます。同じ業務だけを毎日、何年も続けていくと想像すると、仕事にやりがいや愛着をいだくことが難しいという気持ちは理解できます。
この場合の原因は、仕事に「飽きている」ことだといえます。そこで、部署を異動し、新たな業務に携わることで気持ちをリフレッシュさせることができる可能性があります。新しい環境での新しい同僚達からの刺激や、新たな業務内容に携わることで仕事にやりがいを見出す事ができるでしょう。

転職する

「部署の異動」からさらに外に視点を向けてみましょう。すると、これまでのキャリアを活かして新しい環境で働く、転職という選択肢が見えてきます。不満を解消して仕事にやりがい感じながら働くことを望むのであれば、現在の会社に見切りをつけて転職することは決してネガティブなことではありません。
仕事のやりがいは育てていくことが大事です。転職の際には「なぜやりがいが感じられなかったのか」を分析しておきましょう。自分が仕事に対して何を望んでいて、どのように認められたいかを知っておくことは、新しい仕事のなかでやりがいを育てていく大切な材料になります。

やりがいがあれば仕事を進める上での力になる!

いかがでしたか? 仕事にやりがいを感じながら働くことは非常にすばらしいことです。この記事を参考にして、現在の仕事に不満を抱いている方が、今一度仕事との向き合い方、仕事のやりがいについて考えていただければ幸いです。

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