旅をしながら働く新しいワークスタイル「ワーケーション」とは?

旅をしながら働く新しいワークスタイル「ワーケーション」とは?

近年、ワーケーションという働き方が注目されています。ワーケーションとは、ワークとバケーションを組み合わせた造語です。観光地・リゾート地などでテレワークを活用し、働きつつ休暇を取るという新しい働き方でもあります。今回は、ワーケーションがどういうものなのかを詳しくご紹介します。興味のある方はぜひ参考にしてください。

ワーケーションは次世代の働きかた

ワーケーションは次世代の働きかた

ワーケーションとは、休暇中に旅先で仕事を行う働き方のことを言います。早朝や夕方以降の時間を休暇として自由に過ごすことによって、仕事の業務への活力を上げることが目的です。ワーケーションは、リモートワークやテレワークができる環境があることが前提条件となります。一方、リモートワークやテレワークは、どちらも事前に作業場所として承認を得た自宅や別の施設など仕事をし、あくまで通常の勤務時間に別の場所から作業をする方法を指しているのです。

ワーケーションは休暇中に仕事を行いますが、企業によって勤務時間をどう計算するかは異なります。例えば、数時間の勤務を2日間実施することで1日分の勤務として扱うなどです。しかし、基本的には休暇を取るということも目的のため、4日の休暇中全て半日作業するなど仕事時間の割合が多い場合はワーケーションとして認められません。今まで休暇を取って旅行しながらも、旅先にてデータ整理やメール返信など仕事をしていた時間があった方もいるでしょう。ワーケーションが導入される企業では、曖昧だった時間をきちんと管理すれば勤務として認められます。

ワーケーションという考え方は、アメリカで誕生したと考えられており、日本で導入されるようになったのは有給の消化を促進するためです。2019年4月より、1年に対して五日間年次有給休暇を確実に取得するように義務付けられたことが大きなきっかけとなりました。

ワーケーションはどんな効果がある?

ワーケーションはどんな効果がある?

ワーケーションには通常の勤務と異なる環境で仕事を進めるため、作業効率のアップが見込めることや長期休暇を取りやすいといったメリットがあります。これらのメリットによって、このような効果が得られるのでしょうか。

リフレッシュ&モチベーションアップ

ワーケーションを利用する方にとって最も大きなメリットは、リフレッシュができ、仕事のモチベーションも上がるということです。自宅で行うリモートワークとは違い、普段仕事をしない環境で作業をすることができます。働く場所は問わないため、自分が行きたかった地域や旅行したいリゾート地に行きながら仕事をすることが可能です。

普段と異なる場所にてリフレッシュした状態で勤務することで、モチベーションをアップさせ、業務効率を高められます。特にアイディアを出す業務などは自然に囲まれた環境で考えた場合、職場にいては思いつかない点に気がついて、斬新的な発送がでてくるかもしれません。煮詰まったときに、いつも社外でアイディアを考えていたという方はワーケーションの利用が向いているでしょう。

仕事をする環境が通常とは異なることがリフレッシュしやすい大きな要因ですが、効率化しやすい理由は場所だけではありません。作業する時間を事前に定めた短期集中的な作業で、生産性が上がる可能性が考えられます。特に作業後にレジャーをする予定があれば、少し疲れてきても「もう少し頑張れば楽しいアクティビティが待っている」と思えて作業がはかどることも珍しくありません。

長期休暇が取りやすくなる

ワーケーションを活用することで、長期休暇を取りやすくなることも大きなメリットです。書類やデータの整理をパソコンで作業する、オンラインで会議などがあって旅行に行くことができなかったという方も長期休暇を取得することができます。土日や祝日などの連休以外の平日でも取得しやすいため、旅先が混み合っていない時期に宿泊できるのも、休暇の取得しやすさにつながるでしょう。

もちろん休暇なので、どのようなバケーションを取るのかは自由です。家族と遊んでリラックスするだけではなく、職場の仲間同士でレジャーを楽しみながら、和気あいあいと仕事をするという選択もあります。長期休暇明けに久しぶりに職場に入ることで、進捗状況などを把握するための引き継ぎに時間がかかっていたケースも改善されるでしょう。

企業側の観点から考えると、今まで業務上の都合から有給休暇の消化が難しかったケースでも消化しやすくなり、社員の不満を減らして離職防止にもつなげられます。また、地方の宿泊施設や飲食業が活性化するのも大きなメリットです。

オンとオフをうまく切り替えることが大切

ワーケーションを活用する際には、ワーケーションを利用する従業員自身の自己管理も重要となってきます。休暇に仕事を持ち込むため、自分なりに勤務時間を管理して仕事中とプライベートを切り替えることが大切です。

うまく切り替えることができないと、長い休暇中も仕事のことをずっと考えてしまい、結果として休暇を楽しめなかったということになりかねません。休暇先でも「仕事をするときにはこの部屋や机を使う」など、自分なりに仕事をしている雰囲気を味わえる環境を整えておくと切り替えしやすいでしょう。

ホテルのワーケーションプランやワーケーション専用施設も登場!

ワーケーションが広まってきたことにより、宿泊にてワーケーション専用のプラン提供やワーケーション専門の施設が登場する事例もみられます。なかには地方自治体単位でワーケーションを取り組める環境を整備している地域もあるほどです。ワーケーション専門のプランを準備している宿泊施設は通常のプランよりも安い価格で設定されており、連泊をしてもお得な価格で自然や高級な宿泊施設を楽しめます。普段とは異なる環境で、リラックスしながら仕事を進めたい方にぴったりです。

ワーケーション専門の施設は作業をするためのスペースが用意されており、仕事とプライベートを切り替えやすい環境です。仕事をするときにはしっかりとした机などが用意されていないと、なかなか気持ちを切り替えられず、進まない方に向いています。企業がワーケーションを導入したからといって、ただ旅行をしつつ仕事をすると考えていると、思うようにオンオフを切り替えられない場合もあるでしょう。そのような場合には、自分が仕事をしやすい環境ができる施設を事前に検討しておくことも、休暇と仕事を両立させるポイントです。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?ワーケーションは休暇を取りながら、旅先から仕事をすることです。普段仕事をしている方でも長期休暇を取りやすく、普段とは異なる環境で仕事ができるため、リフレッシュして作業効率も上がりやすいのがメリットです。ワーケーション専用施設や専用プランも登場しており、通常より安く宿泊することができます。上手にワーケーションを利用して、作業効率をアップさせてはいかがでしょうか。

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