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お部屋の模様替えは簡単に済ませよう!過ごしやすい部屋づくりとは
家で過ごす時間が増え、1日の大部分を過ごす室内環境をもっと快適に暮らしやすくしたい、気分を変えたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、お部屋の模様替えです。家具などを大がかりに移動する場合もありますが、今回はちょっとした工夫で簡単にお部屋の模様替えができるアイディアをご紹介します。
模様替えのベストなタイミングとその魅力とは?
模様替えをしたいと思うタイミングとして多いのが、季節の変わり目です。特に進級や新社会人生活がスタートする年度はじめなどは、部屋の模様替えをすると身も心もリフレッシュできます。また、新しい家具や家電の購入時、テレビや雑誌、SNSなどでおしゃれなインテリア特集を目にしたとき、来客が来ることになったときなどもお部屋の模様替えのタイミングです。
模様替えの魅力は、簡単に快適で心地よい暮らしを叶えることができることにあると言えます。最近では、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、外出を控えたりテレワークが増加したりしたことにより、おうちで過ごすことが増えたという人も多いのではないでしょうか。新たに生活や仕事がしやすい部屋作りをするためにも、模様替えで気分を変えてみるのがおすすめです。
模様替えをする前にしておきたいことは?
実際に模様替えをしてみたけれど、思ったようにならなかったという経験がある人もいるのではないでしょうか。模様替えで失敗しないためには、まず模様替えの目的や、理想とする部屋のイメージを具体化させることが大切です。
例えば、テレワーク中の作業スペースを確保したい、家具や家電を移動させてより快適に過ごしたいなど、人によって模様替えをする目的は様々です。そこで、事前に間取りや家具、小物などの配置を見取り図として描いてみることをおすすめします。その際に、思いついた模様替えのアイディアを書き留めておくとよりイメージが具体的になるでしょう。
その他、いざ模様替えをしたけれどなんだか使いにくいということのないように、家具や家電を移動する場合にはコンセントの位置を確かめておき、生活動線のチェックも忘れずにしておくことが大切だと言えます。部分的ではなく、部屋全体を把握して取りかかることが模様替えのポイントです。
簡単に模様替えをする方法
大きな家具や家電などを移動させるのはなかなか大変ですが、そこまでではない、ちょっとした模様替えならひとりでも気軽にできます。季節によってカーテンやカバーなどのファブリックを変えたり、仕切りで暮らしのスペースを増やしたりするなど、ちょっとしたアイディアでお部屋の雰囲気をガラッと替えることが可能です。また、テレビや雑誌などで話題のDIYも模様替えの方法として人気となっています。
ここでは、簡単にできる模様替えのアイディアについてご紹介していきます。
インテリアを変えてみる
気軽にできる模様替えとしては、インテリアを変えてみるのがおすすめです。例えば、以下の方法があります。
- グリーンを取り入れる
- ファブリックを変える
- ライトを変える・増やす
グリーンを取り入れる
安らぎや癒しといった雰囲気を演出してくれるグリーンは、部屋の模様替えにぜひ取り入れたいアイテムと言えます。お手入れが楽な観葉植物はもちろん、共働きなどで忙しいという方はフェイクグリーンもおすすめです。グリーンは花瓶や鉢に入れたり、プラントハンガーに入れて吊るしたりなどアレンジが効きます。
ファブリックを変える
カーテンやソファーカバー、クッションカバー、マットやラグなどファブリック類を変えるのもおすすめです。特にカーテンやソファーカバー、ラグなどは布の面積が広いため、目に留まりやすいので部屋の印象をガラッと変えられます。
ライトを変える・増やす
夜、暗い部屋を明るく灯してくれるライトにこだわってみるのもおすすめです。寝室にスタンドライトを置いてみたり、絵画や小物にライトを当ててみたりしてはいかがでしょうか。クリスマスの時期にはLEDライトを飾り付けてみるなど、アイディア次第でお部屋を明るくおしゃれに演出することができます。
部屋を仕切ってみる
次にご紹介したいのが部屋を仕切るというアイディアです。ワンルームを目的ごとに仕切って「食事をとる空間」と「くつろぐ空間」を分けるだけでも生活にメリハリがつきやすくなります。仕切りとして使える代表的なアイテムは以下の通りです。
- パーティション
- カーテンや布
- 収納
パーティション
突っ張りタイプのパーティションや置くだけのパーティションであれば天井に穴を開けずに済み、戸建てだけでなく賃貸住宅でも気軽に設置できます。視界を遮ることができるので、集中できる作業スペースを作りたいという人にもおすすめです。
カーテンや布
アコーディオンカーテンやロールスクリーン、布などで仕切るのも手軽にスペースを分けられる方法です。キッチンとリビングの間や、リビングを2つに仕切って家族が過ごすスペースと子供が遊ぶスペースに分けたいときにもおすすめの方法と言えます。普段は空間を開放しておき、来客時など必要なときだけ仕切るといった際にも便利です。
収納
空間の間に収納家具を配置し、間仕切りの役割を持たせるというのも間仕切りのアイディアとしておすすめです。わざわざ新しく間仕切りを用意する必要はなく、シチュエーションに応じて家具を移動させ、空間を調整することもできます。
すでに持っている家具の色をDIYで変えてみよう
部屋の模様替えは、新たに家具などを購入しなくても十分可能です。DIYなら、今ある家具を最大限に浸かって簡単に模様替えができます。
例えば、長く愛用している椅子やテーブルを、塗料を使って思い切ってまったく違うカラーに塗り替えてみてはいかがでしょうか。ダイニングテーブルとチェアは存在感があるので、こうしたDIYによって部屋の印象を大きく変えられます。また、新しく塗り替えることでさらに長く使い続けられるのもメリットです。この他、タンスや三段ボックスなどの家具を、部屋のイメージに合わせて新しい色に塗り替えてみるのもおすすめの方法と言えます。
DIYの方法には、ペンキなどの塗料を使う、カッティングシートやリメイクシートを貼るなどが挙げられます。簡単にできるので、DIY初心者も挑戦しやすいです。
ひとりでは移動が難しい家具もあるアイテムを用意するだけで簡単に移動できる!
模様替えの際に、家具を移動させたい場合もあるでしょう。特に重たい家具をひとりで移動するのはなかなか難しいですが、実はちょっとした工夫をすればひとりでも簡単に移動できます。
用意するのは軍手と毛布だけ
用意するのは、滑り止め付きの軍手と厚手の毛布です。引っ越し作業の際にも行う方法ですが、まず移動させたい家具の下に毛布を敷きます。ダンボールを敷く方法もありますが、床や家具を傷から守りたいのであれば毛布が適しているでしょう。
毛布を滑らせるように家具の下に敷き込み、てこの原理でグーッと引っ張ると家具をスムーズに床を傷つけず移動できます。その際、手が滑らないように滑り止めがついた軍手を装着することが大切です。
また、部屋と部屋をまたいで移動させるときにはドアと家具の大きさを確認したり、通り道にある物はあらかじめ片付けておいたりするなど、作業しやすい環境を整えておくようにしておくとよりスムーズです。
まとめ
いかがでしたか?模様替えは大変というイメージがあるかもしれませんが、実は少しの工夫でお部屋の印象をガラッと変えることができます。作業に取りかかる前にどんな部屋にしたいのかを具体的にイメージして、家具の配置や生活動線も考えておくのが失敗しないポイントです。部屋の模様替えをすると、気持ちも新たに暮らしやすい環境を作ることができます。簡単にできる方法も多いので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。