大人になった今だから学びたいこと

大人になった今だから学びたいこと

大人になって仕事にも慣れ、生活も安定してきたのに、なんとなく将来が不安を感じるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。仕事や生活など私たちを取り巻く環境は、時代とともにめまぐるしく変わる可能性もあり、対応していけるか不安になるのは決して珍しいことではありません。今回は、そんな不安を解消できる可能性のある「大人の学び」についてご紹介します。

大人の学びとは?

大人の学びとは?

大人になった今、仕事にも慣れてきて普通に生活はできているものの、今後このままで大丈夫か漠然とした不安を感じる人は少なくありません。世の中の状況もめまぐるしく変化する可能性もあり、今は仕事も日常も順調だと思っても、将来のことを考えるとこのままでいいのかと考えてしまうこともあるのではないでしょうか。

今後の仕事や生活の不安を軽減するのに役立つのが、大人になってからの学びです。大人の学びの機会は、自分からつかんでいくというのが学生時代の学びとの違いだと言えます。時代に合った仕事や生活に役立つ知識や技術を自ら進んで学ぶことは、今後の漠然とした不安を解消することにつながるのです。

大人になってから学び始めた人は増えている

文部科学省では「リカレント」という学びなおしを推奨しています。文部科学省は、人生100年時代とも言われる現代において、大人になってから学びなおすことにより、人々が長く活躍できる社会を目指す、としているのです。

ある調査によると、大人になってから何かを学び始めた人は、2000年では約16%でしたが、2017年には約70%にまで増加しています。

習い事やセミナーなどに行って学んでいる人だけでなく、手軽に身近な学びを始めた人も含めて増加しているのが特徴です。いかに多くの大人が学ぼうという意欲を持っているかが分かります。

学びのメリットとは?

学びのメリットとは?

大人になって学ぶことのメリットはたくさんあります。例えば「自己肯定力がアップする」「さまざまな可能性が広がる」「時間を有効に使える」などです。

学ぶことは成長にもつながり、自己肯定感が高まる可能性があります。学び終わったときには大きな達成感も感じられるでしょう。また、学ぶことにより、これまで気にならなかったことにも関心を持てるようになります。もしかすると仕事や日常生活の質の向上につながる可能性もあるかもしれません。

暇があると特に目的もなく、なんとなく時間を過ごしてしまいがちです。そうした時間も時には必要ですが、学びたいという意欲があると、そうした余暇の時間を有効活用できます。

興味のあることから始めよう

興味のあることから始めよう

大人になってから学ぶといっても、実際に何を学べばよいのかわからないという人も少なくありません。学生の頃は勉強する内容が決まっていましたが、大人の学びにおいては、自分で学ぶ内容や目標を決める必要があります。

大人の学びにおすすめなのは、自分が興味のあることから始めることです。まったく興味がないけれど何となく役立ちそうだから、という理由だけだとモチベーションを保ちにくく、長続きしません。

もし、興味があることが今は思いつかないけれど何か学び始めたいという意欲があるなら、自分の将来像を思い描いてみて、現在の生活の中でできそうなことを始めてみると良いでしょう。行動に移してみると、さらに意欲がわいて学びの幅が広がるかもしれません。

資格や検定について調べてみよう

資格や検定について調べてみよう

大人になってから学びたいけれど、興味があることが見つからない場合は、資格や検定を目標に定めて勉強するのもおすすめです。

資格や検定は受験日が決まっているため、目標にすると学習スケジュールを立てやすく、勉強意欲もアップしやすいです。また、資格や検定の勉強が、今後仕事をしていくうえで役立つ可能性もあります。

仕事につながらなくても、生活やコミュニケーションの中で活用できる資格や検定などもチャレンジしてみると良いでしょう。資格や検定は「ファイナンシャルプランナー」などの実用的なものから「山の知識検定」など、趣味を極めるものまでさまざまです。ここでは、いくつかのおすすめの資格をご紹介します。

日商簿記検定

「日商簿記検定」は、業種を問わずさまざまな企業や組織で役立つ検定です。求人でも日商簿記検定の取得を必須としているケースもあり、就職活動の際にもプラスに働くことが期待できます。これから事務系の仕事に就きたいという場合は特におすすめです。

転職に限らず、業務や部署を変更したいときにも役立ちます。経理部に移動したいという場合など、日商簿記検定を取得していることが有利に働く可能性もあるでしょう。

TOEIC・TOEFL

英語を勉強したいという人は「TOEIC」と「TOEFL」を目標に学ぶのがおすすめです。よく知られている試験なので聞いたことがある、あるいは受験したことがある人も多いのではないでしょうか。

TOEICとTOEFLは、それぞれ役立つシーンが異なります。TOEICはビジネス英語の習得度合いを測る試験であり、海外との取引がある部署で働く人や、海外出張の可能性がある人にもおすすめです。何度か受けて最も高いスコアが使えるので、モチベーション維持につながります。

一方、TOEFLは海外留学に必須のスコアです。今後英語圏に留学したい、MBAの取得を考えている人などは、TOEFLの高スコア取得を目指すと良いでしょう。

世界遺産検定

「世界遺産検定」は、その名の通り世界遺産についての検定で、グローバルな地理や歴史を勉強できます。もちろん世界遺産に興味があって受験するという人もいますが、進学や就職活動の際にもこの検定が役立つ可能性があります。

例えば、大手旅行会社では社内推奨資格としており、入社前に取得しておくとアピール材料になります。また、大学によっては入試において点数加算や学科試験免除などの優遇措置が受けられることもあるのです。

海外で仕事をするということがなくても、日本に来た外国の人達と交流するときに、検定の知識を活かしてコミュニケーションがとりやすいのもメリットだと言えます。

色彩検定

「色彩検定」とは、色彩についての知識をテストするもので、文部科学省が後援する資格です。色彩検定はアパレルやデザイナーで役立つ検定と思われがちですが、近年は他の職種にも役立つことがあります。

例えば、製品開発などで色彩検定の知識が活躍します。企画段階から、ターゲット層が好む配色や、購買意欲を高める配色、企業イメージに合った配色などを考案する機会があるからです。また、資料作成などでも、他の人が見やすい配色で作ることができます。

仕事に限らず、日常生活において、インテリアやファッション選びなどにも役立つので、おすすめの資格です。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?大人になってからの学びには、多くのメリットがあります。時間を有効に使ってスキルアップしていくと、できることや興味が広がり、自信にもつながるでしょう。興味があることを学ぶのも、また資格や検定の取得を目標に勉強するのもおすすめです。仕事で、あるいは生活や人とのコミュニケーションの中で大人の学びを活かしてみてはいかがでしょうか。

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