非常食を備えていますか?いざという時の為にストックしたいものリスト

非常食を備えていますか?いざという時の為にストックしたいものリスト

災害時に備えて、非常食を確保していらっしゃるでしょうか。 災害は突然起こるので、日頃から非常食を備えておくことが重要です。今回は、災害時に困らないためにも、非常食はどれくらい必要なのか、どのような非常食を選んだらよいのか、また非常食の期限切れを防ぐ方法についてもご紹介します。

非常食を備えていますか?

非常食を備えていますか?

非常食は、災害時に物流が停止して食料を調達できなくなった場合や、ライフラインが停止して水や火が使えなくなった場合に重宝します。

農林水産省によると、非常食は「災害時に命をつなぐためだけの食事」ではなく「災害時の心を満たすためにも必要」と定義されており、最近では味にこだわった非常食も販売されるようになりました。

災害時には支援物資が送られてきますが、状況によっては到着まで時間がかかることもあります。支援物資がなかなか届かない場合でも、非常食があれば焦ることなく行動できるでしょう。災害時に備えて、あらかじめ準備しておくことが大切です。

非常食はどのくらい必要?

非常食はどのくらい必要?

ライフラインが復旧するまでには、一般的に3日かかると言われています。非常食を用意する際は、最低3日分、余裕があれば1~3週間分の備えがあると安心です。

例えば水は、飲料水と調理用水を合わせて1人1日当たり3Lほど必要になるため、1人暮らしの場合でも最低9Lは必要となる計算です。2Lペットボトル6本入りのケースを2箱用意しておけば、1週間以上もちます。

主食となるご飯やカップ麺のほか、主菜のレトルト食品や缶詰も準備しておきましょう。パックご飯10食分とカップ麺3個、乾麺2袋が大人1人の1週間分を満たす食料です。レトルト食品は16個、缶詰は9個程度あると1週間もちます。

いつまでもつ?非常食の賞味期限

いつまでもつ?非常食の賞味期限

賞味期限は非常食によって差があるため、用意する時はそれぞれどれくらいの賞味期限なのか確認しながら準備することが大切です。

非常食の賞味期限としては、アルファ飯が2~5年程度、缶詰で2~3年程度です。飲料水は通常2~5年ですが、防災備蓄専用の水の場合は5~10年程度もちます。

レトルト食品については、通常の賞味期限は1~2年ですが、防災備蓄専用だと賞味期限が6年以上の缶詰もあります。非常食の定番である乾パンは、缶に入っている状態の賞味期限が5年程度です。缶ではなく袋タイプだと、賞味期限は1年程度と短くなります。

普段から保存食を取り入れるのもおすすめ

普段の食事の中にも保存食を取り入れると、災害時に役立つことがあります。例えば、九州の保存食「干しタケノコ」は、2016年に発生した熊本地震で役立ちました。干しタケノコとは、春に収穫したタケノコを茹でて干したもので、1年を通して食べられる食材です。

漬物も、災害時に非常食となります。漬物は冬の野菜不足を補うために先人が編み出した保存食で、長野県などでは1年中季節に合わせた漬物を作り、保存食にしています。長野県には「氷もち」と呼ばれる保存食もあり、水を使ってゆるめにもどすと流動食になるため、乳幼児や高齢者がいる場合に役立つのが特徴です。

こうした保存食を普段の食事に取り入れておくと、非常時にもあわてることなく食料を確保できます。

ローリングストックで非常食の期限切れを防ごう

ローリングストックで非常食の期限切れを防ごう

せっかく準備した非常食を、賞味期限の確認漏れでだめにしてしまうケースも少なくありません。期限切れを防ぐためには「ローリングストック」という方法がおすすめです。

ローリングストックとは、普段食べている食品を備蓄して、定期的に入れ替える方法です。消費した分を新しく買い足す習慣がつけば、期限切れを防ぐことができるので、食品のストック切れがなくなります。

ストック切れを防ぐためには、半年に1度を目安に賞味期限をチェックする日を設けたり、わかりやすいところに賞味期限を書いておいたりするとよいでしょう。

非常食の選び方

非常食の選び方

非常食は「おいしく食べられるもの」と「災害時の状況を考えたもの」を選ぶことが大切となります。おいしく食べられるものを選ぶ理由は、普段食べ慣れたおいしい食品なら、災害時に食欲が湧かない時でも口にしやすいからです。ただし、乳幼児や高齢者は食べられるものに制限があるため、注意してください。

また、災害直後と災害から少し経過した後では、必要となる非常食が変わります。災害直後はライフラインが停止していますが、災害から少し経過した後はライフラインが復旧し始めるためです。水や火が使えるか使えないかによって、食べられる非常食が違うことを知っておき、状況に合わせて使い分けできるようにしておくことをおすすめします。

乳幼児や高齢者が食べられる非常食を用意しよう

乳幼児や高齢者がいる場合は、それぞれが食べやすいものを用意しておくことが必要です。高齢者が食べやすい非常食としては、レトルトやアルファ米のおかゆ、インスタントみそ汁などが挙げられます。栄養補助食品や、とろみ調整食品もおすすめです。

乳幼児の場合は、月齢に合わせた非常食を準備しておかなければなりません。新生児~4ヶ月までの赤ちゃんなら液体ミルクと使い捨て哺乳瓶を、5~6ヶ月の赤ちゃんには粉末タイプの野菜スープやフレーク状のおかゆを用意しておきましょう。

食べ物を舌でつぶして飲み込める7~8カ月の赤ちゃんなら、ベビーフードやパウチの雑炊、9~11ヶ月の赤ちゃんには赤ちゃん用のおせんべいやベビーフードがおすすめです。

そのまま食べられる非常食を用意しよう

災害直後はライフラインが停止して物流も止まるので、お湯、火、食器を使わずに食べられる非常食が必要です。そのまま食べられて、少量でもお腹に溜まる非常食を選びましょう。

おすすめは、プルタブタイプの缶詰です。缶詰に入った柔らかいパンや、温めなくてもおいしいレトルトカレーなどの非常食がたくさん販売されているので、何種類かストックしておくと便利に使えます。

紙やビニールで梱包されていて、食べ終わった時にそのまま捨てられる非常食は、断水時にも活躍します。長期保存できるようかんやせんべいといった食品もあり、災害時甘いものを食べたくなった場合におすすめです。お湯や火を使わず、手軽に食べられるので役立ちます。

温めて食べられるものを用意しよう

災害時には、ライフラインが停止した場合でも、身も心も満たせる非常食を選ぶのがポイントと言えます。災害からしばらく経つとライフラインが復旧することが多いので、温めて食べられる非常食もストックしておくのがおすすめです。栄養不足や体の冷えは免疫力低下の原因となるため、バランスがよく食べやすい非常食を探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?災害に備えて非常食を準備しておくことは、とても大切です。必要な非常食の量を把握し、賞味期限切れを防ぎながらストックしておきましょう。家族に乳幼児や高齢者がいる場合は、液体ミルクやおかゆなど、それぞれ必要な非常食の準備が必要です。災害時に困らないように、この機会に非常食について見直してみましょう。

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