スキマ時間にスキルアップ

スキマ時間にスキルアップ

スキルアップしたいと思っているのに、毎日忙しくて勉強時間がとれないという人も多いのではないでしょうか。 学生時代の経験から、勉強とは1~2時間ほどまとまってするものだと思いがちですが、実はちょっとした隙間時間を有効活用することでも十分にスキルアップが望めます。隙間時間の見つけ方や活かし方を確認していきましょう。

社会人の勉強時間はどれくらい?

社会人の勉強時間はどれくらい?

総務省が2016年に実施した調査では、有業者の一日あたりの「学習・自己啓発・訓練」(学業以外)の総平均時間は「6分」という結果でした。まったく勉強していない人を混ぜた平均時間とはいえ、社会人がいかに勉強時間を確保しにくいのかがよくわかります。

同じ2016年にビジネス誌『プレジデント』が行った調査結果では、勉強している人に絞った結果を確認できます。最も多かった回答は一日のトータル勉強時間が「30分~1時間未満」で、隙間時間を活用している人も多いと考えられるでしょう。業務の忙しさもあり、長い勉強時間を確保するのは多くの人にとって難しいことが読み取れる結果です。

どんな時間が隙間時間?

どんな時間が隙間時間?

「隙間時間」とは、物事と物事の間にできるちょっとした時間のことで、例えば待ち時間や移動時間、休憩時間、家事や育児の合間などです。5~10分の場合もあれば、通勤時間では1時間程度の場合もあります。

テレビやネットサーフィン、入浴時間なども隙間時間のひとつです。もちろん、リフレッシュするために有意義に過ごしている場合もありますが、暇つぶしでなんとなくテレビをつけるようなケースでは、別の習慣を取り入れる余地がある時間といえるでしょう。

実は現代人には無駄な隙間時間が一日平均約1時間あるという調査結果もあります。上手に時間をやりくりすれば、勉強時間を増やすことも可能なため、積極的に活用したいところです。

隙間時間で身に着けられるスキルはある?

隙間時間で身に着けられるスキルはある?

社会人で隙間時間に身に着けられるスキルにはどんなものがあるのかわからず、立ち止まっている人もいるかもしれません。隙間時間の勉強は、以下のようなスキルを習得するときにおすすめです。

1.資格
まずは、今の仕事で役に立つ資格の取得を目指しましょう。「合格」というゴールがあり、仕事でも使えることからモチベーションが維持しやすいためです。

2.語学
グローバル化が進む現代では、できるだけたくさんの言語を習得しておいて損はありません。外国語が話せると大きなアドバンテージになるはずです。

3.ファイナンス系の知識
資産運用や税金についての知識は、仕事だけでなく、プライベートを充実させるためにも身に着けておきたいところです。

隙間時間でスキルアップする方法

隙間時間でスキルアップする方法

勉強したいことを決めたら、目標と期間を設定しましょう。まずは、「最終的にいつまでにどうなりたいのか」を具体的に定めます。そこから逆算して、「いつまでになにができていないといけないか」という小さなノルマを設定していきましょう。一段ずつステップを上りながら前進できるように計画すると、モチベーションも維持しやすいためおすすめです。

最後に、計画したノルマが適切かどうかを検討します。隙間時間内に収まる内容でなければどこかで無理が生じてしまうため、自分の隙間時間をできるだけ正確に把握しておくことも重要です。ノルマが空き時間に収まらない場合には、目標や期間を変更し、適切な計画を練り直しましょう。

隙間時間でスキルアップするときのコツ

隙間時間でスキルアップするときのコツ

ここから先では、隙間時間を活用した勉強を長続きさせるコツを紹介していきます。ちょっとした心がけやテクニック、習慣づけを意識することが大切です。勉強の継続こそが成功への近道ですので、しっかりチェックしておいてください。

無理をしない

先に紹介しましたが、現状では隙間時間に何気なくテレビを見てしまったりネットサーフィンをしたりしている人が多く、はじめはそれを勉強時間に変えるだけでも大変な作業でしょう。

学習効果に関していえば、一度にまとめて勉強するよりも少しずつでも継続して勉強するほうが効果的だと考えられています。ところが、勉強しようと意気込む人のなかには、睡眠時間を削ったり、事前に計画した量以上を前倒しして勉強したりするケースが見られるのです。

どこかで「しんどい」と気づいてしまうと、勉強が「嫌なこと」になってしまい、勉強が習慣化しづらくなってしまいます。無理をせず、負担のない範囲で継続することが大切です。

いつでもどこでも勉強できる準備をしておく

隙間時間のなかには、待ち合わせや診察の待ち時間のように、予期せず発生するものも意外と多いものです。出先でいつ隙間時間ができてもいいように、テキストなどを持ち歩きたいところですが、分厚いテキストを常にバッグに入れておくのも大変です。

そんなときは、テキストや問題集をバラして小分けにしてしまいましょう。持ち運びしやすいばかりでなく、クリアすべき課題が小刻みになることで、「とりあえずこれだけやればいい」と気持ちが楽になる効果も期待できます。

スマホアプリを使うのも効果的

最近では、外国語や資格取得向けの学習系アプリも続々と登場しています。ニュース系アプリを使って外国語で書かれたニュースを読めば、語学力も情報も得ることができるのでおすすめです。

短時間の勉強を繰り返す

人の記憶の忘却を表す「忘却曲線」をご存知でしょうか。これによると、人は1時間後には56%、一日後には74%のことを忘れてしまうことがわかります。

忘却曲線を踏まえると、一度に大量のインプットを行うより、少量のインプットを細かく繰り返すほうが効率的だといえるでしょう。隙間時間の勉強の特徴は「一回の時間が短いこと」ですので、実は人の記憶の特性に適した勉強方法なのかもしれません。

短い勉強時間でふかぼりしていては何も覚えられませんので、流し読み・流し聞して要点をおさえ、それを反復・継続することが重要です。学習したことを忘れないうちにアプトプットすることも大切でしょう。インプット3:アウトプット7が理想です。

まとめ

まとめ

いかがでしかた?まとまった時間がとりにくい社会人は勉強には不向きだと思われがちですが、人の記憶の特性を考えると、短い勉強時間を繰り返すことが有効で、隙間時間は理にかなった勉強方法だといえるでしょう。

ちょっとした時間を工夫して過ごすことで、キャリアアップを実現させることが可能です。隙間時間の改革をしてみてはいかがでしょうか。

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